【東京オリ・パラ選手村に、日南の飫肥杉活用が決定!】

 

【東京オリ・パラ選手村に、日南の飫肥杉活用が決定!】

本日のお昼前に、緊急で臨時記者会見を行いました。
東京オリンピック・パラリンピックの選手村に、日南市の飫肥杉が使われることが決定いたしました!

選手村には、全国からの木材が活用されるのですが、その中で5棟だけ、自治体単独で作られる建物があり、その一つに選ばれたところです。
他の4つは、県単位もしくは県と市町村連合となっている中、市町村単独では日南市のみとなっており、非常に貴重なチャンスを頂いたと感じています。

日南市の飫肥杉の良さを世界に発信する機会と捉え、しっかり取り組みたいと思います!

詳しくは、以下の日南市広報室の文章をお読みください。

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【こちら広報室】
<東京五輪選手村に飫肥杉を提供>

いつ = 10月18日(水) 11時30分~
どこで = 日南市役所 市長応接室
だれが = 﨑田恭平市長
なにした = 記者発表

(多くの報道機関に取材していただきました。夕方のニュースなどをご覧ください)

﨑田市長が、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村内のビレッジプラザに、日南市から提供する飫肥杉が使用されることが決定したと発表しました。選手村の代表的施設である同プラザには、メディアセンターや店舗、カフェなどを配置。全国の自治体から借り受けた木材を使用して建設され、大会後に解体された木材は、各自治体の公共施設などでレガシー(遺産・遺物)として活用できます。
同大会の組織委員会では、オールジャパンで大会を盛り上げるとともに、環境に配慮した持続可能な大会を実現するために、国産木材を使用して同プラザを建築し、大会で使われた木材を各地で活用するプロジェクト「日本の木材活用リレー~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~」を進めています。
このプロジェクトに参加する事業協力者41団体が決定。日南市のように1自治体で1事業協力者というケースや、3~8の自治体で事業協力者になるケースもあり、全国の計62自治体が参加することになりました。
その中でも、公募は2パターンあり、比較的大規模な空間で構成される建物の「部材単位」の参加が35事業協力者(50自治体)で、比較的小規模な部屋で構成される「建物単位」の参加が6事業協力者(計12自治体)です。
日南市は、建物単位の事業協力者に抽選で当選。6棟のうち、開催都市として参加する東京都の1棟を除き、公募の5棟の中で、面積の最も小さい約90㎡の建物です。建物単位に参加する自治体で、単独の市町村は日南市だけ。他は、岩手県、山形県、岐阜県と6市町村、熊本県の4団体。
﨑田市長は「この機会に飫肥杉を世界へ発信していきたい」と熱く語り、解体後の飫肥杉材は、2022年度中に完成する予定の市庁舎で、入り口のエントランスなど分かりやすい象徴的な場所で使いたいと話していました。
提供する飫肥杉材は、市有林から伐採する計画で、使用量は募集要項では約45㎥の予定。市が製材加工した飫肥杉を選手村へ届けます。