8月11日(土)は、西米良村に行ってきました。
今回の一番の目的は、次回フォーラムの講師である西米良の黒木村長に、この「みやざきみらいフォーラム」を説明し、フォーラムについての下打ち合わせをすること。
おまけの目的は、前々からすごくいいと聞いてて、是非いつか行きたいと思ってた「西米良やまびこ花火大会」を観ることでした。
花火が始まる前の時間を村長に少し作っていただき、村長室でお話させていただきました。
フォーラムの概要を説明させていただいた後に、村長といろんなお話をすることができました。
その中で、特に心に残ったのは、何を幸せと考えるかというお話。
西米良に大きな企業が作られ、大都市のように栄えるということは絶対にないわけで、でも、都市には無い、山があり、川があり、素晴しい自然の中で日々を送ることができます。住民同士の顔が見えるコミュニティの中で、助け合いながら生活を送っていらっしゃる。
村長が子供の頃、みんな貧乏だったけど、例えばアメが二人で一つしかないときは、石で割って分け合って食べたりするような、温かい心のある環境の中で過ごされていたそうです。幸せに過ごされていたとのこと。
私も、このみらいフォーラムなどを運営する中で、宮崎のこれから先のことを自分なりに考えるのですが、私は、宮崎が第二の東京や福岡を一生懸命目指しても仕方ないと思ってます。(まあもちろんなれるわけもないんでしょうけど)
でも、じゃあ、どうするのか。
霞を食って生きていけるわけではないので、お金も必要であって、その明確な答えを見つけきれずにいます。
宮崎で人生を送るなかで、しっかりと自己実現するにはどうすればいいのか。
私が最初に、この「みやざきみらいフォーラム」を運営しようと思ったのは、この問題を解決するための答えを探すためというのも一つあるなと、最近つくづく思います。
黒木村長からは、その他にも、山村がこれから進むべき姿として、ヨーロッパの事例や、中国の桃源郷などを研究されているお話、また、観光客の誘致PR先などとしてターゲットとしてるのは、宮崎市の方向ではなく、福岡の方向に向いてるということなど、いろんなお話を聞くことができました。(福岡がターゲットというお話は、五ヶ瀬の飯干町長も以前同じことを言ってらっしゃった)
村長室で二人だけでお話させていただいたのですが、あっという間に30分が過ぎました。
本当に次回フォーラムが楽しみになりました!
皆さん是非おいでください
第32回みやざきみらいフォーラム
日時:9月18日(火)19:00~21:00
場所:宮崎中央公民館 2階和室
講師:黒木定蔵 西米良村長
(フォーラム後、懇親会も予定しております。)
川の向こう岸から花火が上がるのですが、川幅がそれほど大きいわけではないので、首が痛くなるくらい真上に花火が上がります。
夫婦でみらいフォーラムスタッフである穂高&美鈴さん、東京在住の準スタッフ長川さん、美鈴さんのお父さんお母さんと、小雨の降る中、ワイワイ言いながら楽しく観ました。
大迫力で、名前のとおり山に花火の音もこだまし、本当に素晴しい花火大会でした!
帰りは、ゆたーとで温泉にも入ってきました。
村長から素晴しいお話も聞けましたし、存分に西米良を満喫した一日でした。
(写真にある人影は、みやざきみらいフォーラム会計の美鈴さん(西米良産))
崎田恭平