今日は、午後から「日南市災害対策本部運営訓練」を行っています。
日南市では、私が市長に就任して以来、「ブラインド訓練」(図上シミュレーション訓練)を導入しています。
この「ブラインド訓練」とは、訓練参加者には災害の被害状況などのシナリオを事前に伝えず、訓練時間がスタートしてから、各地の被害状況などの情報を付与していき、臨機応変に対応していく内容となっており、非常に緊張感のある訓練となっています。
私もシナリオは事前に把握せず、災害対策本部会議で初めて情報を得ます。
そして、記者会見も行いまして(もちろん、訓練としての記者会見です)、記者役には本物の宮日新聞の記者さんにも質問してもらうなどして、本番さながらの質疑を行いました。
この訓練は、厚生労働省所管の災害医療センターの小早川先生にサポートいただいています。
東日本大震災をはじめ熊本地震などの様々な大災害の現場も経験されるなど、日本を代表する災害医療の専門家の医師です。
私が県庁時代に災害医療の担当をしており、その時からのご縁で日南市の災害政策のアドバイザー(日南市特命大使)をしていただいています。
災害が起きないのが一番ですが、いつ起こるか分からないのが災害でして、しっかりとした対応ができるように日頃から意識を高めて準備・訓練を行ってまいります。