2年ほど前から企画・準備をしてきました『南郷大島ミュージアム』について、遂にその内容を発表できることになりました!
“大島プロジェクト会議”という元島民の方を中心とした大島活性化に取り組む地域の皆さんや、南郷の様々な団体の皆さん、地域の子どもたちと準備を進めてまいりました。
教育委員会生涯学習課メンバーもかなり高い熱量で企画・準備をしてくれており、大変頼もしく感じています。
そして、“大島ミュージアム総合プロデューサー”として小松孝英さんをお迎えしており、県内の若手アーティスト達も活躍していただく計画です!
小松 孝英
さんは、最近は、台湾や宮崎県の近代美術の礎を築いた画家・塩月桃甫の足跡を追うドキュメンタリー映画「塩月桃甫」の監督・脚本を務めることでも注目を集めており、長崎県・平戸城の“城泊”プロジェクトの天守閣の壁画製作も行うなど、ご自身の絵画が高い評価を受け、日本のみならず海外からも注目を集める美術家です。
日南市においても、飫肥城下町での”DENNKEN WEEK“におけるアート部門を手掛けていただいています。
日向灘に浮かぶこの「大島」は、旅客船あけぼの3が毎日運行していて、15分ほどで気軽に渡ることができます。
島には沢山の蝶や、道に転がるアケビ、日本最古の無筋コンクリート灯台や集落跡などがあり、ノスタルジーと自然の美しさを感じることができます。
島の全盛期には約400人が暮らしていました。
小学校跡地の広場にアーティストの皆さんの石彫、木彫、鉄、陶などの立体作品を設置したアート基地をつくり、ワークショップを開催いたします。
また、“昔子どもだった“大人達も含む本気で作る秘密基地づくりも予定されており、地質学、蝶学、ウォーキングなど、様々な野外ミニイベントが盛りだくさんの予定です!
それらのイベント参加者の募集が始まりました。
詳しくは、別添の「南郷大島ミュージアム」イベント案内チラシ及び、市HPをご覧ください。
是非、今年の秋は、“南郷大島ミュージアム”にお越しいただき、日南市のディープな魅力を再発見していただきたいと思います!
◆場所 南郷町大島、目井津港周辺
◆コロナ対策について
「南郷大島ミュージアム」については、屋外でのイベントですが、開催にあたっては、新型コロナウイルス感染症対策を適切に行いながら開催します。ただし、新型コロナウイルス感染症の状況により、変更になる場合があります。
〇問い合わせ 第35回国民文化祭、第20回全国障害者芸術・文化祭日南市実行委員会事務局
(日南市教育委員会生涯学習課) 0987(31)1145
◆新型コロナウイルスの影響で国文祭・芸文祭みやざき2020は来年に延期しましたが、この「南郷大島ミュージアム」は、国民文化祭の“さきがけプログラム”となります。
◆日南市のもうひとつの目玉「飫肥DENKEN」は来年の国文祭での開催となります。