それでは、北欧での研修について書きたいと思います。
これは、県庁の「海外派遣自治行政研修」なる制度により、派遣していただくものです。
職員が一人で、自分が勉強したいテーマ、勉強したい国にて、調査・研修をしてくるというものです。
(ネット上ということで、誤解を生まないよう一応書きますが、職員みんなが行けるものではなく、毎年ほんの数名だけが派遣されます。財政状況が厳しい中、今回のように勉強するチャンスを頂けたということで、非常に大きなプレッシャーを感じながらの研修でもありました。)
私が今回、北欧について勉強したいと思ったのは、ある新聞記事がきっかけでした。
宮崎日日新聞(H20.5.19、6.23など)に掲載された地方財政審議会委員である木村陽子さんの『客論』という記事です。
「『政治は日常』のスウェーデン」という表題で、スウェーデンの地方自治制度について、解説が書かれていました。
記事を読み、こんなにも進んだ地方自治がなされているのかと心躍りました。
また、最近、NHKの視聴者参加型の討論番組等で、「高負担高福祉のスウェーデン型社会」と「低負担低福祉のアメリカ型社会」のどちらが良いか、といったものを目にする機会が何度かあったというのも大きかったです。
日本は、今、社会保障費が年々増大し、消費税引き上げについても論議される中、国民の中に『先の見えない漠然とした不安』が広がっていると思います。
所得格差が広がり、頑張っていても正社員になれないなどの「ワーキングプア」」の問題も顕在化してきた昨今、社会保障がしっかりしているとされる『スウェーデン』という国がクローズアップされるのもうなずけます。
そのようなことから、私には、これからの国のあり方や地方のあり方を議論する上で、どうしても一度、スウェーデンという国に行き、高負担高保障国家の実情をしっかりこの目で見たいという強い思いがあって、今回の研修へと繋がりました。
私が今回の研修で学ぼうと決めたテーマは大きく二つ。
①「スウェーデンの地方分権について」
②「高負担高福祉国家の実情について」
それでは、これから何回かに分けて、スウェーデンという国で勉強してきたこと、感じたことを書いていきます。
私学関係のN尾です。
崎田さんが帰ってくるまでに勉強会のレポート終わらせときます。
というのは無理っぽいです。
寝なければ大丈夫かもですが、今日はもう寝ます。おやすみなさい。
お土産は「シューレストレミングス」でお願いします。
宮崎より愛をこめて
こうして広く成果を還元してくださることにまずは感謝。
疲れたことと思うけど、また県政にも反映させていってくださいね。
その場限りで終わらない報告会をしたいですね。
NPO温泉で、一泊する企画はどうですか。
>せとぽんさま
文化本舗がやっている温泉ですかね?
昨年、開催していただきました海外研修報告会がなかったら、今年度に私が行くことはなかったと思います。
本当にありがとうございました。
>はすのやさま
サンキュー♪
がんばるべ。