今月中旬になりますが、宮崎県にて「九州沖縄ブロックDMAT技能維持研修」が開催されました。
DMATとは、災害派遣医療チームのことで、この研修会の開催は私の仕事になります。
左の写真にはテレビカメラマンも写っておりますが、NHKと宮崎の民放2社、新聞も数社取材に来ていただきまして、いろいろ露出のあった仕事になりました。
(私は気付きませんでしたが、どこかのテレビニュースで私も映っていたようです。数名の方から、「災害の研修したんでしょ。テレビに映ってたよ」と言われました。)
この時の金曜・土曜・日曜は、この他にも九州沖縄における災害医療関連の医療機関との会議、行政機関同士の会議などなどがあり、ハードな週末となりました。
今の部署に配属されて、一番大きな力を注いできたのが、この「災害医療」です。
もちろんまだまだ道半ばで課題もありますが、一生懸命前に進めているところであります。
災害医療で、非常時において力を発揮するためには、関係者の日頃からの準備・研修・訓練が肝心です。
また、関係者が一致団結して力を発揮するためには、日頃から顔の見える関係を築いておくのも大変重要になります。
この災害医療は、大規模災害になればなるほど、全国的なネットワークで事にあたらねばならず、そのために全国規模や九州全域での訓練・研修等をしばしば行っています。
そのため、仕事を通して、行政関係はもちろん、医師や看護師の方々との全国レベルでのネットワークを築かせていただいております。
その中で、以前から仕事でも大変お世話になり、人間的にも大変魅力的だなぁと思っておりました東京の厚労省関係の医療機関に所属されている私より少し年上のドクターの方がいらっしゃいます。
訓練の仕切りや懇親会での挨拶などで必ず笑いをとっちゃう、よい意味で医師らしくない気さくな先生です!
その先生が、たまたま私のこのブログを見つけて過去の文章を読んでくださったとのことで、いろいろ前向きなご感想・ご意見をくださいました。
非常に大きな視点で物事を捉えられ、私を励ましてくださるその言葉に、私はものすごい勇気をいただきました。
結構この頃は、仕事に追われて疲れ気味といいますか、実はパワーダウンしておったのですが、その先生からのエールの言葉に、改めてアンテナを高く持って、どんどん攻めていかんといかん!!と強く強く思いました。
越えなければならない壁の大きさに押しつぶされそうにもなりますが、しっかり未来を見据えて力強く歩いていきたいと思います。
K先生、ありがとうございました!頑張ります!