市税等の収納不明金について

昨年後半に発生した市税等の収納不明金について、本市職員が横領を認め、全容が明らかになりましたので、ご報告をさせていただきます。

本件については昨年12月上旬に記者会見を開き経過等をご説明したところですが、12月中旬には事件性について否定できない案件も出てきましたので、日南警察署に被害届を提出しておりました。

同時に、より慎重な対応が必要となったため、これ以降本件に関する情報発信を控えざるを得なくなりました。

その後、3月はじめに当該職員が横領の事実を認めたことにより、市として公金の横領と断定し、最終的な被害金額は126万1千2百円となりました。

すでに本人が全額を弁済しておりますが、これまでの経緯や、事案の重大性を考慮し、本日付けで当該職員を懲戒免職処分とするとともに、日南警察署に告訴状を提出いたしました。

また、管理職2名を戒告処分とし、併せて市長である私と副市長の給料減額についての条例改正案を6月定例会に提出させていただきます。

今回、現職の市職員が公金を横領するという事態を招き、市政を預かる市長として責任を痛感し深くお詫び申し上げます。

今後は一日でも早く市民の皆様の信頼を回復すべく、第三者を含めた再発防止に関する委員会を設置するなど公金管理体制の強化を図るとともに、職員の綱紀粛正、服務規律遵守を徹底してまいります。

日南市長 﨑田恭平