「活動日記」カテゴリーアーカイブ

悪戦苦闘

ただいま、帰りの地下鉄を待ちながら、携帯で更新してます。

福祉分野を仕事としてするのは初めてということで、一部親しみのある分野もありますが、多くは初めて出くわす用語ばかりで、悪戦苦闘してます。
まあそれでも、これまで学生時代からボランティア等をするなかで、見たり触れたりしてた「点」の理解が、制度やシステムを仕事で知って、頭の中で「線」で繋がっていくことが楽しくもあります。
一つ一つ積み上げねば。

今夜は、日南市長選の公開討論会があったようです。
(会場に行かれた方で、その様子を教えてくださる方が何名かいらっしゃっいました。)
日南もどうなるか。

とにかく今の私にできることは、地元に少しでも貢献できる人材となれるよう、与えてもらったチャンスを活かして、一つでも多くの経験、勉強をすること。
さあ、また明日から頑張ります。

「役所のイスに座ったまま、誰かに期待していても始まらない。」

厚生労働省前H21.4(←厚生労働省前の風景です。)

昨年秋頃に創設された、『地域に飛び出す公務員ネットワーク』という全国の公務員を結ぶメーリングリスト(ML)に参加しています。
総務省審議官(ものすごく幹部)の椎川さんが発起人となり、作られたネットワークで、以前、宮崎県庁に財政課長で来られていた総務省の方に声をかけてもらい、創設当初から入らせてもらっています。

このMLが、どんなものかということを説明するために、発起人の方とともに世話役をされている重徳さん(総務省)のブログの文章を一部抜粋します。

『地域に飛び出す公務員ネットワーク』とは、・・・

国・地方の公務員を問わず、所属・役職を問わず、とにかく地域社会に元気をするために、“一住民として”地域活動を実践する公務員を結びつけ、①日常的にメーリングリストで情報交換し、②地域イベントがあるときはお互いに駆けつけ、③時々オフ会(飲み会)をやる、ということを続けることによって、豊かな社会をつくっていこう!というものである。
(口コミのネットワークなので、ご関心ある方は私までお問い合わせください。)

このネットワークのメンバーを公務員に限っているのには訳がある。

いま、地方行政の最大の課題の一つは行革・財政再建である。
あらゆる行政サービスのあり方を見直し、効率性を高め、効果の低いものは廃止・縮小する。
そうした議論の中で、NPOや自治会などの地域が実施主体となることを念頭に、“住民ができることは住民自身が行うべき”という理由で、行政が直接サービス提供することをやめてしまうことも多い。

だが、その際に期待されている“NPOや自治会など”って、一体誰が担うのだろう?
行政がほっとけば、“善良なる住民”が勝手にどんどんやってくれるものなのだろうか?

役所のイスに座ったまま、誰かに期待していても始まらない。
公務員だって住民なんだから、一住民として地域づくりに参画したり、NPOを立ち上げたり、率先して地域のために汗を流すべきではないか。

NPO活動の実情や悩みも知らずに「これからは何でもかんでも行政がやる時代じゃない。住民に任せるべきだ」と言っている公務員の方々。
そういう方々にこそ、少しでもいいからぜひNPO活動に携わってもらいたい。
とにかく関心を持ってもらいたい。

(・・・・・・以下、省略。続きを読みたい方はこちらを。↓)
重徳和彦さんのブログ→http://blog.livedoor.jp/shigetoku2/
(ちなみに、この方も、実名や職業など全て公表してブログを書いていらっしゃいます。)

ということで、「地域に飛び出してる公務員」の全国ネットワークであります。
「飛び出している」というのは、人によっては、「出る杭」のように見えたりするのかもしれません。
(私自身は常に自然体ですが、県庁の中で、たまにそのようなことを言われます。(それは、褒められてるのか?牽制されているのか?(笑)))

このMLが、重徳さんが上記のように書かれている趣旨のネットワークだということ、その上で、宮崎県庁で財政課長をされていた総務省キャリアの方が、東京から私に直接電話をくださり、その趣旨に合致する人間ということで「入ってみないか?」と言ってくださったということも、とても嬉しく、参加することにしました。

(まあ、ある意味、私が「出る杭」的に周りに見られていることは分かっているので、その上で、そのような方が声をかけてくださるというのは、変な感じで飛び出しているように見えていなかったのかなと思えまして、ホッとした部分もありました。今までもこれからも地域にどんどん飛び出していく所存ですが、「本業である仕事をそっちのけで自分の好きなことだけを自分勝手にやっている奴」というような、バランスの欠いた人間にはならないようにせねばと常々思っているので。)

上にコピーした重徳さんの文章は、県庁に入った当初から私がずっと思っていたことでしたし、それを頭で考えるだけ、口で言うだけではなく、まずは自分が行動に移さねばという強い思いで今まで突っ走ってきましたので、同じことを考えている人が全国にもいるのだなということは、本当に心強く、嬉しかったです。

最近では、そのML上で、いろんな行政課題の議論が行われていることもあり、非常に刺激なります。
改めて、自分も頑張らねばと思えます。

省庁、都道府県、市町村、消防署の方など、本当に多種多様な公務員の方達が投稿されています。

そんな中、いつも興味深い投稿をされている農水省の方がいらっしゃって、以前から議論は楽しく読ませていただいてましたが、特にそれ以上は気に留めることはことはなかったのですが、東京に来てから、その方の投稿をいつものように読んでみると、なんと、私の弟と同じ課にいらっしゃることに気付きました!
(省庁は(県庁でもですが)、規模が大きいので、同じ農水省だからといって、すぐに知り合いであるとはあまり思いませんでした。)

そして、弟のことをメールに書いて送ってみたところ、とても温かい内容の返事をいただきました。
今回のことは、宮崎みたいな日本の端っこで汗をかいてきたことによって細い糸が繋がるという状況に、なんだか不思議な感じがしました。
一つ一つ目の前のことを頑張っていくことで、いろんな方との縁が生まれていく不思議さ面白さを、宮崎にいる頃から感じています。
(日南の藤沢さんともそうでした。)

なんだかうまく文章をまとめきれませんが、それが今日思ったことでした。
宮崎の公務員の皆さんで、このMLに興味のある方は是非ご連絡ください。
宮崎県庁や宮崎市役所の方で、若い方は、私みたいに東京に省庁派遣で来るかもしれませんので、良いきっかけを掴めるかもしれません。
(もちろん、このMLには、東京だけでなく日本各地のいろんな方がいらっしゃいます。)

ほんとまとまりませんが、今夜はこの辺で。

10年後、ぜってぇ負けねえと思った東京の夜。

今夜は、直属の上司である係長が、「急ぎの仕事は片付いたから帰っても大丈夫よ」と言っていただき、お言葉に甘えて早めに職場を出て、自宅近所のネットカフェで更新してます。
(とは言っても、このくらいの時間ではあります。(苦笑))

東京の桜①
土日であった昨日一昨日の東京は、桜が満開でした。
私が住んでいる市ヶ谷は、とても桜が多いところです。
河川敷や公園、近所の街並み、どこを歩いていても景色がきれいで、東京のど真ん中ですが穏やかな気持ちになれました。

初めての休日であった土曜日は、農林水産省で働いている一番下の弟と会ってきました。
(ちなみに、私は男3人兄弟でして、私が長男、次男は宮崎で救急救命士をしています。農水省にいる弟が三男です。それと、私が東京に来てからのつい数日前、次男夫婦に女の子が産まれました!私も遂に伯父さんです。)

東京の桜②一番下の弟と、久しぶりに、というか大人になってこんなに深い話をしたのは初めてというくらい色んな話をしました。
東京、そして国の中枢で働いている弟は、苦労もたくさんしているようで大変ではあるようですが、兄から見て、数年前の弟とは見違えるほど内面がたくましくなっていると感じられて、非常に嬉しかったし、純粋に私が弟から刺激を受けました。
長時間、2人でいろいろ語ったのですが、心から楽しい時間でした。

昼間に弟と会った後、夕方から画家のコウエイ(小松孝英HP)達と合流。孝英の銀座での個展に足を運びました。
もう私が改めて書くまでもありませんが、宮崎に住む20代の若者が、銀座で単独の個展を開催しているなんてすごいことです。(もちろん絵も売れてます。)詳しくは、上の小松孝英HPをご覧あれ。

その後、宮崎時代から仲良くしている記者の大輔(昨年夏から一足先に東京に転勤となってました)を始め、いろんな分野の若者数人で、街に飲みに出かけました。
半分は今回初めて会った人で、新たな出会いでしたのでそれも楽しかったですが(広島出身の方がいたので、我が地元の日南でキャンプをしている広島カープの試合を見に行くことで盛り上がりました♪)、他の数名は宮崎時代からの友人で、今は東京に居を移して、目の前の仕事に悪戦苦闘しながらも頑張ろうとしているメンバーだったので、かなりキツイ突っ込み合いにもなりましたが(笑)、非常に楽しく熱くなった夜になりました。

六本木ヒルズからH21.4(←六本木ヒルズ「森美術館」からの夜景)

その夜の最後の店では、宮崎時代からの男4人が残りました。
10年後に、みんなそれぞれどうなっているか楽しみだし、またそのときにも変わらず飲み語ろうと言いながら解散しました。
みんなそれぞれ目指そうとしている道は違うけども、だからこそいい刺激をし合えていて、また明日から自分の道で頑張ろうと思えるのだと感じています。

さあ、ぜってぇ負けねぇ。   (←何に?(笑))
そんな青く熱い気持ちになれた東京の夜でした。

東京3日目の朝

東京3日目の朝です。
インターネット引越し手続きするのを忘れてしまいまして、4月末じゃないと開通しません…。
しくじりました。
それまでは携帯(時間が取れればネットカフェ)からの更新となります。
(コメント欄もお返事できておらずスイマセン。ネット環境が整い次第書かせていただきます。)

西都、そして宮崎を出るにあたり、思いを書きたかったのですが、できず、そして何を言っても、転勤や自分自身のことでも大きく変化があったのですが、それも書けず、仕事の引継、引越し、東京に行くということでの壮行会、実は入籍をしまして、就職が決まった嫁の福岡から宮崎への引越し(ということで実は単身赴任)、…などなどで日々に追われてました。

宮崎を出るときに、西都市役所や地元の方、県庁の上司なども含め、「ブログは更新するように」と言ってくださったので、ひとまず元気であることをご報告したいと思います。

昨日、おとといと、噂の満員電車に揉まれ(Suicaでピッと駅に入るのは楽しいですが(笑))、二度と乗るもんかと思いましたので、昨夜、地図を見て道を覚え、今、歩いて通勤してます。
(寮を出て、歩きながら携帯でブログ書いています。)
40分くらいで着きそうですね。
皇居の横も通るのですが、桜や新緑がきれいです。
毎日、歩いて通勤しようと思います。

厚生労働省は、仕事はバリバリですが(初日から帰りは終電…)、私が配属された課は若い方も多く、元気がいいです。
いい感じでやれそうです。
(初日から、隣の係長に、「君、あんまり緊張してないだろ?」と言われ、「はい!」とにっこり答えてしまいました。そして、「よし、いいぞ。君はここに向いてる。」とのお褒めの言葉(?)をいただきました。(笑))

ひとまず、今朝はこの辺で。
崎田恭平、東京でも元気です!
行ってきます!

桜色のネクタイ。

私のブログについて貴重な意見をいただいているので、それに対して意見を述べたいところなのですが、それをじっくり考えて文章にする時間が取れないので、後日書きます。

今回は、西都市役所や西都市中心市街地の商店街の皆さんに送別祝いをしていただき、その際に、このブログに温かい言葉をかけていただいたので、お礼の意味を込めて久々の更新をいたします。

実は、私、現在在籍している西都土木事務所を異動となりまして、4月から東京に行き、厚生労働省で仕事をすることとなりました。

22日(日)は、「ピンクピンクピンク大作戦」というイベントが行われました。
西都市の商店街の皆さんが中心となって、市街地を流れる「桜川」を核としたまちづくりに取り組んでいます。
この「ピンクピンク~」は、西都の小中学校を卒業する子供たちに、卒業記念として、桜川の清掃と桜の植樹をしてもらい、少しでも地元への愛着、桜川を大切にする気持ちを持ってもらえたらという思いを込めたイベントです。
「ピンク」は、桜のピンクです!

ピンクピンクピンク④ピンクピンクピンク①
昼間は、あいにくの雨となってしまったのですが、その日の夜にイベント打ち上げを行いました。
そのときに、サプライズで、私の東京転勤を祝っていただき、プレゼントまで準備してくださいました。

ピンクピンクピンク②そのプレゼントは、ピンク色のネクタイでした。
このピンクは、桜川の桜色です。
「東京では、この桜色のネクタイを締めて、西都の桜川のことを時々思い出しながら、体に気をつけて頑張ってください。」という言葉をいただき、感激しました。

ピンクピンクピンク③西都では、3年間仕事をさせていただきました。
振り返ってみて、とっても長かったような短かったようなという感じで、ただ間違いなく言えるのは、とても濃い3年間だったということです。
西都古墳まつりやJC活動、そして本業である土木事務所での仕事を通して、とても深く西都に関わらせていただいたように思います。

地元の商店街の皆さんに、こうやって祝福していただけるというのは、本当に公務員冥利に尽きます。
幸せな3年間だったと感じているところです。
西都の皆さま、本当にありがとうございました。