シリーズ化しつつある、経済産業省鈴木英敬さん講演感想ですが、今回こそ終えます。
前回に続きまして、心に残った言葉を書きます。
『地域活性化のための五つのヒント』
①抽象的に「地域活性化」と言わない。
②カリスマは要らない。
③鈍感力
④行政依存からの脱却
⑤共汗力
全部にコメントすると長くなるので、いくつか。
②カリスマ頼りではなく、一人一人が知恵を出し、みんなで汗をかくことが大切。
まさに、スパースターの新知事が誕生がした宮崎県にとって、これからが正念場ですね。本当に「県民総力戦」ができるのか。
周りに何かを求めるのではなく、まずは自分から頑張りたいです。
④行政で働いていますが、私も家に帰れば一住民。
地域における当事者としても、このことはしっかり考えていきたいです。
⑤「共汗力」。いい言葉です。
まずは自分が汗をかける人間になりたいです。
「カレーのCM 『おせちもいいけどカレーもね』」
つい、供給側の論理に陥りがちですが、行政マンとして、受け手(住民)がどう思っているのかを、しっかり考えて仕事に取り組みたいです。
講演の中で、一番心に響いたのは、『前編』に書きました「カネ、コネ、人脈が無くても、自ら思いを持ち、自ら努力すれば、実現することができる、その実現に幸せや意欲を感じられる、そんな社会にしていきたい。」という言葉です。
私が、大学生時代に児童養護施設で強く感じてたあの思い。
そこが今の私の出発点です。
自分の人生をかけて、このことに取り組んでいきたいと、改めて強く感じた日になりました。
最後に、もう一つ。
『言葉の力』を強く感じた講演でした。
英敬さんの言葉に、思いというか、魂というか、伝えたい強い気持ちが乗っかっているから、言霊となって心に強く響いてくる。
それは、いくらテクニックを磨いても、きれいな言葉を並べても、できる事ではないと思います。
私もいつか、話はヘタクソでも、言葉に魂を乗せることができるような人間に少しでも近づけるよう、日々をしっかり歩いていきたいです。
崎田恭平