NHK「坂の上の雲」を見ました!
以前から、この放送を楽しみにしていました。
現代人であれば、その状況にいるだけで将来を悲観して塞ぎ込んでしまいそうなくらい、非常に貧しい不幸な状況であっても、激動の明治の時代において、前向きに強く自らの人生を切り開いていこうとする登場人物たちに、胸を熱くしながら見ていました。
改めて、こんなに恵まれた時代に生き、いろんなことを勉強させてもらえるチャンスも頂いている私は、もっともっと頑張らねばと気持ちを新たにしました。
11月28日(土)は、『現代政治戦略研究会~ビジネスパーソン視点による政治分野の発表・議論の研究会~』という民間の方がほとんどの勉強会に参加してきました。
この日の講師は、NPO法人プロジェクトK・新しい霞ヶ関を創る若手の会(以下、略して『プロK』)の方でした。
このプロKでは、「霞ヶ関維新」という本を今年9月に出版していて、私もその頃に買って読んでいまして、興味があり、今回参加してきました。
9割方民間の方ばかりの勉強会にて、行政のことがテーマということで、後半の意見交換では非常に新鮮な意見も聞けて、興味深かったです。
その後、近くの居酒屋に移動しての懇親会へ。
講師をされたプロKの方は所用により帰られたのですが、別のプロKのメンバーの方と、たまたま席が近くなり、いろんなお話をさせていただきました。
(↑上の写真の女性の方です。)
プロKのメンバーは、霞ヶ関で働いている官僚の方でほとんど構成されているのですが、私がお話させていただいたこの方は、その中でも数少ない霞ヶ関経験も全くない完全民間人メンバーの方です。
非常に魅力的な方で、かつ、波乱万丈(!?)の経歴もお持ちで、お話させていただいて、とっても楽しい時間でした!
その中で、プロKの皆さんに宮崎に来ていただき、是非一緒に意見交換会(合宿)をしましょう!ということで盛り上がらせていただきました。
・・・ということで、宮崎のMfnetメンバーのみんな!!
来年は、キャリア官僚の皆さまとの合同勉強合宿を企画するので、(実際に実現するかどうかはスケジュール等や諸々の条件次第になるであろうと思いますが、)少なくともラブコールは送りたいと思いますので、一緒に頑張りましょう。
以上、ネット上にてMfnet事務連絡です。(笑)
プロKの「霞ヶ関維新」について、この日の講演と言いますか、本を読ませていただいての感想は、三つの国家像やPSR、M&A!(注:いわゆる企業買収合併の意味ではありません。詳しくは「霞ヶ関維新」をお読みください!)などなど、本当に素晴しい考えだと思いました。
あとは、その三つの国家像の一つである「協創国家」や、選択肢の拡大こそが真の豊かさ(「真豊国家」)というものを実現することにおいて、霞ヶ関が直接取り扱う国家レベルの問題で協創していけるのは、ある程度大きなところだけでしょうし(つまり一人の国民としては国家(霞ヶ関)は遠すぎて「協創」は難しい)、選択肢の拡大ということであれば、霞ヶ関で全国一括というわけにはいかないと思いますので、やはり『地方分権』ということが自然と出てくるのであろうと思います。
(著書を読みながら、「その手段は『地方分権』しかないでしょう」というのがずっと頭に浮かんでいました。)
官僚の皆さんの中で、地方分権という大きな流れは賛成だとしても、どれを国でやって、どれを地方でやるべきかについては、「総論賛成各論反対」に陥ってしまうのではないかと思います。
「小強国家」を目指すためにも、国でやることは絞って、やらないとした中での行政分野は、きちんと地方に任せていただきたいし、逆に国がやると決めたことは、必要であれば権限を強くしていってもいいと思います。
箸の上げ下ろしまで面倒を見ようとする霞ヶ関ではなく、地方を信じていただき、任せていただきたいと思いますし、また、地方側の人間として、信じてもらえるような地方にならなければと強く思いました。
最後に、今朝の宮崎日日新聞に、私のインタビューが掲載予定なのですが、本当に載ってますかね?(笑)
記者さんと、いろいろお話させてもらいましたが、どこの部分が使われているのか分かりませんし、東京では記事が読めませんので、どんな風になっているかとってもドキドキです。(苦笑)