昨日は、「宮崎支部消防操法大会」がありました。
今の時期、県内各地でこの操法大会が開催されています。
消防団員の消防技術向上、士気高揚が目的です。
どこの消防団も2ヶ月ほど前から毎日のように練習を積み重ね、この大会に出場します。
防火水槽から消防車のポンプで水をくみ上げ、ホースを伸ばし、約60メートル先の的に放水して、その的を倒すまでにかかる時間や動作の正確さを競います。
(ほうしょう君のブログに、写真付きで操法の仕方が書いてありました。興味のある方はご覧くだされ。
うちの部の消防車はポンプ車で、4番員までいるなど細かくは少し違うのですが、だいたいこんな感じであります。)
私が消防団員になって4年目。
「宮崎市消防団赤江10部」の所属です。
私が入団してから、うちの部がこの大会に出場するのは初めてでした。
だいたい4年に1回くらいのペースで出場の機会が回ってきます。
朝6時20分に集合し、会場である消防学校に向かいました。
(←待機テントで、うちの部の出番を待ってるところ。
同じ部で、歳も近い渡部君とのツーショット(。・ω・)ノ゙ )
そして、いよいよ赤江10部の出番。
伸ばしたホースがねじれてしまい、筒先まで水が来るのに少し時間がかかってしまうハプニングもありましたが、操作自体は練習通りスムーズに進み、無事に二つの的を倒しました。
無事に競技を終え、みんなホッとして安堵の笑顔。
出場された皆さま、本当にお疲れさまでした.。゚+.(・∀・)゚+.゚
大会終了後、消防団の機庫に戻り、使用したホースを洗って干す作業までして、急いで自分のアパートに帰りました。
そして、汗だくの体をシャワーで洗い流し、一路、日向へ。
青年会議所(JC)の「宮崎ブロック会員大会」に出席するためです。
県内にある9つの青年会議所が、年に一度集まって開催される大会です。
私は間に合いませんでしたが、式典では東国原知事の挨拶もあったようです。
(西村さんのブログに、その様子が書かれてました。知事などの写真も有り。)
メイン行事として、東九州自動車道についてのパネルディスカッションもありました。
延岡市の首藤市長や、江藤衆議院議員などがパネリストで来られていたようです。
私の今の職場が西都にあり、「西都古墳まつり」を手伝ったのが縁で、西都の現JC理事長の目に留まってスカウト(笑)され入会した西都JCなので、転勤になり西都を離れれば退会するつもりです。
なので、そう何度も出席できる機会が無いであろうと思われるので、年に一度のこのブロック大会がどんなものかしっかり見ておこうと思い、もうちょっと早く行きたかったのですが、残念ながら懇親会からとなりました。
でも、JCのパワーと熱気を感じるには十分でした!
(外だったので、気温的にも非常に暑かった!汗だくになりました。)
JCの会員は、経営者の方などが多いからか、私が普段行っている市民活動などとは少し違う、独特のパワー溢れる世界がそこにはあります。
(この表現に、それが良いとか悪いとかいう他意はもちろんありませんよ。(苦笑))
西都JCの皆さんは温かく、アットホームな感じが好きですし、また、「まつりえれこっちゃみやざき」での宮崎JCの皆さんとのお付き合いの中でも感じることですが、行っている事業にかける思いは並々ならぬものがあります。
私自身、「えれこっちゃ」では、本当にいろいろ育てていただいたと思っています。
短い期間になるとは思いますが、JC活動においても、しっかり色んな勉強をしたいなと思っています。
隈江西都JC理事長に、日南や串間のJCの皆さんも紹介していただき、少しお話させていただきました。
「日南の吉野方出身」と言うだけで親近感を持っていただけたように感じました。
吉野方バンザイ.。゚+.(・∀・)゚+.゚
~おまけ。
武井さんのブログに、左と同じような写真が掲載されました。
武井さんのブログはアクセス数も多く、県職員もたくさん見ているであろうと思われるので、反響があるのではとドキドキです。(笑)
まあでも、武井さんが取り上げてくれたのはありがたいなと思っています。
武井さんブログを読んだ県庁の若い人たちが、私のような同じ県庁職員の若手が取り上げられる事で、普通の職業の人たちが、ボランティアで消防団を支えていることを身近に感じ、地域において、まずは自分たちが当事者であることを考えてくれるきっかけとなってくれればと思うからです。
この『地域における当事者意識を持つこと』というのは、Mfnetが目標としているところでもあります。
後輩県庁マンから「どうすれば消防団に入れるのですか?」という相談があることを密かに祈ります。(笑)
消防団は、火事だけではなく、台風などの風水害のときも活動しますし、冬の夜警では防犯の役割もあります。
その他にも、地元のお祭りで、ちょっとした花火を上げる時に警備をしたり、地元中学校で行われる成人式での駐車場整理などもしたりします。
ただ、そのような地域でのボランティアをすることは大変じゃないかと思うかもしれませんが、自分にとってのプラスもあります!
消防団は、様々な職業、幅広い世代の方がいらっしゃるので、その中にいれるというのは本当に貴重な経験になっていることです。
例えば、うちの部にいらっしゃる漁協に勤めている方から、原油価格高騰の為に現場が本当に大変な状況である話を直接聞くことは、テレビや新聞などの報道からだけでは分からないことを知る事ができるだけではなく、自分の頭の中での残り方も全く違います。
大工さんや、建築業の方、商店を経営されている方、市役所の方もいらっしゃいますし、県庁という職場の中からだけでは気付く事のできない、もっと深く幅広い視点から地域を感じることができるように思っています。
このことは、絶対に仕事においてプラスになると思います。
また、そのような堅い事だけではなく、歳の離れた先輩方から、「きょうへーい、嫁さんをもらうときにはねー・・!」とか、「家を建てるときには・・・」とか、子育てや結婚生活をうまくやっていくためのコツ(笑)など、とにかく色んな話が聞けますし、若い私が自分なりに考えていることをぶつけてみても、懐深く一緒に議論してくれますし、本当に貴重な場所だなと思っています。
武井さんのブログを読んでるであろう、県職員の方、特に若い人たちが、消防団に入って活動できるんだと知ってもらい、その中から少しでも入ってみようかなと思う人がいれば幸いだなと思います。
(下手すると、「消防団」という概念すら無い若い人も多いのかも・・。まあそれは、全国的に消防団員不足が言われている昨今なので、県職員だけの問題でもなく、地域全体の問題なのだとは思いますが。)
快晴の夏空の下、本当に熱い暑い一日。
汗だくで駆け抜けた一日になりました。