﨑田 恭平 のすべての投稿

言霊。

またまた、ブログ更新にブレーキがかかってしましました。(涙)
今夜は、消防団操法大会の練習。
ここずっと操法練習があり、いつものいろんなものもあり・・、という最近です。

前回のブログをはじめとした、ここ最近の児童養護関係の事を書いたブログについての感想を、左のコメント欄以外にも、メールや直接会った方などから、いくつか頂くことがありました。
「伝わってくるものがあった」と言ってくださった方もいらっしゃって、今の私のレベルではラッキーパンチだったに過ぎないとは言え、とても嬉しいです。

私が大好きな鈴木英敬さんがよく使う言葉に、「言霊」があります。
最近の英敬さんのブログでも、
 「言霊」。熱は必ず伝わります。
  自分を信じて。
  絶対伝えてみせます。

というのが書かれていました。

私がいつも思うのが、「オリンピック選手のようになりたい」ということ。
かなり意味不明な発言ですが(笑)、どういうことかというと、オリンピック選手は、自分を極限まで追い込み、目標に向かってただひたすら努力をされていて、その姿を見て、多くの人々が感動するのだと思います。
「言霊」は、テクニックを磨いたところで発せられるものではなく、自分を追い込んで、謙虚に、一生懸命努力して物事にあたらないと、人に伝わる熱とはなっていかないと思っています。

昨年12月に聞いた英敬さんの講演で発せられた言葉は、「言霊」でした。
少なくとも、私はそう思いました。
俺も、もっともっと頑張らんば。

ここ最近、何していたかを駆け足で少しだけ書いてみますと・・・・・

週末は、消防団の夏季訓練などに参加する予定でしたが、大雨のため急遽仕事となりました。
夜に大雨警報が発令され、朝までドタバタと・・・。
一時は、崩土のため国道の全面通行止めも何箇所かありましたが、私が担当する管内では大災害とまではならずにすみました。
(ここまで書くと、担当業務もバレバレか。)

どんげ定例会H20.6先週の水曜は、地域活性化塾どんげネットの臨時会に行ってきました。
内容は、もちろん、「まつりえれこっちゃみやざき」でございます。
今年で3年目となる「浴衣おしゃれコンテスト」。
ざっくりと言えば、浴衣のミスコンです!(。・ω・)ノ゙
私が企画を発案し、試行錯誤しながら、生まれて初めて自分がトップの責任者となってのイベントをやり終えたのは2年前。
もうかなり前のような気もします。
今年も乞うご期待!

孝英個展in日向14日(土)の夜は、日向に行きました。
小松孝英個展が開催されていて、そのオープニングパーティーがあったためです。

宮崎日日新聞にも、NHKにも取り上げられていましたね。

作品が、全て完売したとのこと!
大盛況だったようです。
ほうしょう君の底力も実感した今回の個展でした。

えれこっちゃ全体会議H20.613日(金)は、「まつりえれこっちゃみやざき」の全体会議。
宮崎青年会議所(JC)の方が、実行委員会の大半を占めています。
本番まで、あと1ヶ月と少しであります。

こんな感じで各部門が集まり、会議を行っています。
実行委員の皆さんは、非常に熱い方ばかり。
2年前から祭りに関わらせてもらい、たくさん勉強させてもらってます。

日南市長選公開討論会H2012日(木)は、日南市長選マニュフェスト型公開討論会に行ってきました。
仕事が終わり、日南市へ直行。
開始5分前の到着でした。
(←会場内は撮影禁止とのことで、入り口にあったポスターを撮りました。)

日南青年会議所(JC)や日南市青年団などが中心となって開催されました。
このような公開討論会は、確か日南市では初めてです。
偏りなく、このように候補者の意見を生で聞ける機会があるというのは、素晴らしいことですね。
候補者の討論の感想は、・・・差し控えたいと思います。(笑)

そんな最近でございました。
明日からまた、毎日ブログを更新できるよう頑張ります。
(↑こんなこと書いたどころで、既にオオカミ少年か。(苦笑))

教え子に子供。 ~私が県庁に就職した訳

最近、NHKネタと児童養護ネタばかりですが、NHK連続テレビ小説『瞳』が面白くなってきました~。
里子(さとご)として主人公宅で育ち、今は看護師として自立している恵子が、もうすぐ結婚するかもというところです。

ドラマの中で、恵子が、「早く温かい家庭を作りたいとずっと思ってた」と言っていますが、確かに、私の実感としても児童養護施設等で育った子供は早くに結婚するような傾向があるようにも思います。
実際、私が福岡で過ごした大学生の頃に、児童養護施設での家庭教師ボランティアとして、高校受験に向けて勉強を教えていた当時中学3年生だった女の子には、もう2人の子供がいます。
先日、福岡に行ったときに、久しぶりに会って色々話をしたのですが、「同じ両親から生まれて、同じように育てているのに、子供2人の性格がそれぞれ違っているのが不思議なのよね~」なんていうママトークを聞いていると、こないだまで中学生だったのに、私はもうすぐ30歳を迎えようとしているのに・・・、といった感じであります。(苦笑)

出産、結婚のため、高校を中退したその子ですが、最近になって勉強したいなと思い始めているようです。
「崎田が一生懸命教えてくれてる頃は、大切さがあんまり分からなかったけど、今になって勉強したいと思うっちゃんね。」とのこと。
その子には、まだ幼い弟や妹が4人いるのですが、高校受験の時に分からないところがあれば教えてあげたいと話してくれました。
それと、もう一つは、内心では高校をちゃんと卒業したいと思っているんだなというのも感じました。

なので、こないだ会ったそのときには、国数英理社5教科の解説とセットになっている問題集をプレゼントに持って行きました。
(その後から、時々メールで、訳や発音の分からない英単語を質問してきたので、辞書と、発音の仕方が分かりやすく書いてある単語集も、プレゼントとして宮崎から送りました。)

その日、会ったときに話したのは、焦らなくていいということ。
若い夫婦2人が子供を2人も育てているのだから、時間もお金も余裕がないわけだし、急がなくてもいい、自分のペースで頑張ればいいっちゃがと話しました。

その子より一つ年上の旦那も、しっかり定職に就き、頑張っているようで、時々ケンカもするようですが、話を聞いている限りは、2人でうまくやっているようです。
若くして母になったその子は、元々妹や弟たちの面倒見も良く、自分の2人の子供にも愛情を持って育てているようで、子供も母親も笑顔がたくさんでしたし、元気そうな姿に安心したところです。
今は、子育てと生活の基盤づくりが一番で、まだまだ若いし、焦らずに、子供が学校に行きだしてからでも、高校に再チャレンジして欲しいなと思っています。

児童養護施設などで育った子供は、時として社会との繋がりが希薄になる場合があると思います。
これからのその子の人生において、幸せに過ごせていれば私も嬉しいし、うまくいかないときは私も悲しいし、そうやって大事に思っている人間がいるよということを伝えていきたい。
私には何かしてあげられるだけの力は無いけど、喜んだり悲しんだりする人がいるという事が、本当に辛いときに、自分を大切することができて、一歩ずつでも歩いていこうと思える何かしらの支えになればと思います。

・・私にとって、その子はかわいい妹のような娘のような感じです。

工学部に通っていた私が行政の道を選んだのは、大学時代に児童養護施設にボランティアとして通った経験から。
どんな境遇に生まれたとしても、機会が平等に与えられる、頑張れば報われる社会づくりに携わる仕事がしたいと思ったからです。
技術職で入庁すれば関われる仕事が限られると思い、法律や経済などを一から勉強して、事務屋で入りました。

宮崎に戻り、仕事を始めた今でも継続している児童養護施設での学習指導ボランティアなどで子供と接する中で思うのは、社会に出たときに自立できる力を身に付けて欲しいということ。
微力だけど、少しでもその手助けになることができたらと思います。

実は、大学4年のときに、児童養護施設の職員になるか、行政の道に行くかで悩みました。
その頃、ボランティアに行っていた施設の先生に、どうすれば施設職員になれるかの相談もしていました。

(当時、特に最後のほうは週3、4回は施設に行っていまして、小学校低学年の女の子から「兄ちゃんって、施設の先生になったと?」と言われるくらいどっぷり浸かっていました。(笑))

相談した先生は、具体的にどういう資格をどこに取りに行けばなれるということも教えてくださいましたが、そのときに合わせて言われたのが、「崎田くんは、これだけ中に入って現場を見てくれているのだから、現場で改善にするのに限界がある部分をなんとかできる所に行って欲しいと思う。」ということ。
「とりあえず公務員試験を受けて、こっちに入るのはその後でも間に合うから、試験に落ちたときに相談においで」と言われました。

私自身として、そのまま施設職員になるにあたって、実は一つだけ不安があったのが、大学生ボランティアでいうのは、子供達にとって「親戚のお兄ちゃん」的ポジションでして、しっかり子供を受け止めきれるようなポジションの大人に自分が成長できるかということでした。
就職活動を控えている高校生から、「仕事ってどんなのがあって、どんな感じやと?」と質問されることがあって、アルバイト経験しかない当時の自分は、しっかり答えてあげられませんでした。

なので、最終的には施設職員になるとしても、ひとまずは社会人として別の仕事をしてみようと次第に思うようになっていきました。
そして、どうせ働くなら、福祉分野の制度を取り扱う行政にしようと思いました。
とにかく数年、組織の中で働いて、社会人としての自分に自信を付けてからの方が、精神的にも非常にハードである施設職員の職に就くには、むしろプラスだろうと。

ということで、県庁の二次試験では、「児童相談所で働きたい」としか面接官に話していません。
しかし、思い通りにならないのが人事。(苦笑)
地域振興課に配属され、それをきっかけに現在のようなプライベートでの活動が始まり、宮崎においての私は、「地域づくり」のイメージを持たれている方が多いように思います。

(↑不本意な人事だったという感じの文章になっていますが(笑)、「児童養護」しか見えていなかった私にとって、県の地域振興策を考えるという仕事をさせていただき、県内各地を飛び回るなどして、視野を広げさせてもらえ、結果的には非常に良かったと思っています。)

今も、児童養護の世界というのは一つの選択肢でありますが、それとは違った道もあるのかなとも思っています。
『どんな境遇に生まれたとしても、機会が平等に与えられる、頑張れば報われる社会づくり』という「目的」を果たせる「手段」として何が一番最適か、そのことをまずはしっかり考えたいです。

自分の持ち味をどこなら一番発揮できるかというのもあると思いますし、日南市青年団の藤沢さんとも話している「地域に誇りが持てるように」ということにも取り組みたい。

う~ん、そのためにも、もっともっと自分自身を成長させねば。
とにかく、一つ一つの事を真正面から取り組み、もがいてもがいてもがいて頑張りたいです。
さあ、やるぞ。

リコーダーのやさしい音色

オハイエin高岡今日は、宮城県仙台市で毎年開催されている「とっておきの音楽祭」を取り上げたドキュメンタリー映画を見てきました。
映画のタイトルは「オハイエ!」。
←会場は、高岡町でした。

街の路上や公園で、障害のある人もない人も一緒に演奏し、歌い、踊り、街行く人が観客となる音楽祭です。

ダウン症の荒川知子さんが吹くリコーダーに感動しました。
障がいがあるないの問題ではなく、本当に心に響く、やさしい音色でした。

6月20、21日に、それぞれ都城と宮崎で開催される上映会では、知子さんのコンサートがあるようなので、マジ行こうかな。

今回、映画「寒川」の助監督である坂元君が、宮崎各地での上映を行っていて、その関係でチケットを買いました。
映画にものすごい情熱を持って頑張っている坂元君。相変わらずすごいです。

映画の内容と、頑張っている坂元君の姿に刺激を受けた時間でした。
俺も頑張らねば。

子供と真正面から向き合うこと。

「カリタスの園」の児童養護施設で毎週一回行っている学習指導ボランティアについて、今回は書きたいと思います。

今は、基本的に毎週木曜日に行っていて、中学2年生の男の子を受け持っています。
先週教えに行った日は、ちょうどテストの前日でした。
なので木曜日だった昨夜は、そのテストの採点結果を施設職員の先生が教えてくれました。
結果は、・・・86点!
普段は、計算問題は解くけど文章題はいつも手つかずのその子なんですが、先週の家庭教師の時間に、「このパターンの文章題が出るはず!」という私の予想問題を一点集中で訓練しまして、見事に的中。
本人としてもばっちり理解して解けたようで、答案を嬉しそうに見せてくれました。(イエイ!)
文章題について苦手意識が強く、どうせ問題文を読んでも解けないという思い込みがあり、これまでなかなか鉛筆が動かないのですが、これをきっかけに打開できればなあと思っています。

昨夜は、子供がちょっと気を良くしているうちに、解らないし嫌いだからやらなくていいと言い張っていた英語の勉強を始めることにしました。
前々から狙っていた作戦です。(笑)

これが、学生時代に結構な数をこなして身に付けた、私の家庭教師でのテクニックであります。
上から抑えつけて指導するのではなく、今回のような成功体験をどうにかして力業でさせたり、「この人の教え方なら理解できるかも」と思わせる演出をして、子供に「一緒に頑張ってみようかな」と思わせられればこっちの勝ち。(笑)
子供に対し、下手(したて)に出るようなことはしませんが、子供の中から自然と信頼感が生まれるよう、真正面から全力で取り組みます。

私自身、そんな子供と向き合える時間が楽しいのです。

話は変わりますが、先日、NHKのにっぽんの現場「君を信じておれは待つ ~暴走族脱退ボランティア~」という番組を見ました。
週末、暴走族のたまり場になる広島の繁華街で、少年達に話しかけ、暴走族から引き離す取り組みをしている方のドキュメントでした。
その方は、仕事は別に持たれている中年男性の方で、警察と連携して、ボランティアで活動をされていました。
たあいのない話を続け、少しずつ少年達の心を開かせる。なんとか立ち直らせようと尽力するが、期待通りにはいかず、何度も約束をすっぽかされ、逮捕される少年も・・。
それでも、その方は、少年を信じて接触を続け、見守り続けていました。

ここまで真剣に真正面から子供たちに向き合っている姿に、心からすごいなと思いました。
やっぱり、いつかは私もそのような仕事がしたいなと改めて思いました。

今、家庭の複雑な事情などにより、悩みを抱えている子供たちは多く存在するのに、虐待や非行行動など実際に問題が表面化しないと対応がスタートしない現状ではないかと思います。
もちろん、警察や児童相談所などの関係機関の現場で仕事をされている方は一生懸命対応されていますが、発生件数がものすごく増えているので、その数に追われ、立ち直らせるまでのフォローまで社会の仕組みとして対応できてないように感じています。

これからの社会を担うべき人間が自立できる環境を作らないと、支えられる人が増え続け、国家として地域として、社会保障費を賄いきれなくなるのではないかと思います。
私もこの分野について現場と制度をしっかり勉強して、少しでも良い社会づくりがしたいと、その番組を見て改めて思いました。
この国に生まれた子供達に、頑張れば未来は拓けるということを実感させられるようにしなければ。

ブレーキ

今夜は、毎週一回行っている児童養護施設での学習指導ボランティアの日でした。
子供とワイワイ言いながら直に接することは、私にとって、とても良いリフレッシュになっています。

ご無沙汰しております。
またまた、ブログ更新にブレーキが。
日々に流されています。(苦笑)
いかんです。頑張ります。

初鹿野さん打ち合わせ(日南市青年団)先週末は、日南市青年団が7月に開催を予定している「地域活性フォーラム(仮)」の打ち合わせの為、講師をお願いしている初鹿野さんの元を訪ねました。
写真は、NPO法人「きよたけ郷ハートム」事務所での打ち合わせの様子です。

子供虐待防止講演会H20.6.1その後、宮崎大学にて行われた「子ども虐待防止講演会」に向かいました。
テーマは、乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)についてでした。
日本では、この虐待について、ほとんど認知されていないようです。
一般的な虐待の外傷とは異なるため、周りが気付く事ができずに、事故として扱われてしまっているだろうとのことでした。

虐待の話とは変わりますが、先日、NHK教育で里親制度を説明する番組がありました。
今、放送されているNHK連続テレビ小説『瞳』でも、里親制度が取り上げられています。
こうやってテレビで取り上げられることにより、この事について、多く方の理解が広がると思うので、とても良いことだと思います。

ということで、久々のブログを書いています。
毎日なにかしら思うことを書き留めておくことが、一日一日を大切に過ごさねばという自分自身に対する意識付けになると感じているので、また今日から仕切り直しで頑張りたいなと思います。

先日、武井さんから「芸能人でもない俺ら普通の人間が、「今日は何した何食べた」なんて書いても興味を持つ人なんていないわけだから、なんとなくだらだら書くくらいなら、時々の更新になってもしっかりと思いを書いた方がいいぞ」と言われましたが、全くその通りだと思います。
頑張るぞ、おー。
(とか書いておきながら、今日の内容は、「今日は何した何食べた」のレベルですね。まだまだ浅い私であります。(苦笑))