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ブログ再開。

大変ご無沙汰しております。
久方ぶりの更新です。

ここまで更新しないと非常に腰が重くなってしまうところもありましたが、延岡の敬愛する榎本先生の叱咤激励もあり(ありがとうございました)、またマイペースに継続したいと思います。

Mfnet長尾の結いの心先週の週末、まず土曜日はMfnet(若手公務員自主勉強会)を行いました。

今回は「結いの心」をテーマに、濱田 倫紀さん(綾スローフード協会会長)、郷田 美紀子さん(薬膳茶房オーガニックごうだ代表)、長尾 拓(Mfnetスタッフ:宮崎県職員)の3名をパネラーとして開催しました。

また、今回は、初めての県立図書館との合同企画として開催しました。
Mfnetは、有志による自主的な取り組みとして継続してきましたが、このようなお話を頂けるようになったというのも感慨深いものがあります。

中身については、MfnetのHPをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/miyazakifun/64659237.html

私的に、今回注目していたのは、後輩の長尾がパネラーとして発表をしたことです!
悩みや課題も含めて等身大の言葉でとてもよかったと思います。(細かい感想は、今度本人に直接述べます。ふふ。)

小林・地域医療県民フォーラムその次の日となる日曜は、小林市で開催されました「地域医療を守り・育てる県民フォーラムin小林」に行ってきました。

これは、今の私の県庁での担当業務の一つになります。

このフォーラム開催まで、事務局をされた住民団体(地域医療を考える会)と小林市役所の皆さんには様々な御苦労があられたと思いますが、当日は大変素晴らしい会となった思いますし、あのように市民の皆さんが地域医療について考える場を持つことはやっぱり大事だなと改めて思わせていただきました。

こども・いのち・つなぐ会H24.1.14①こども・いのち・つなぐ会H24.1.14②

上記と同じ関連で、その1週間前に日南市で開催されました「こども・いのち・つなぐ会」による講演会にも参加してきました。

代表の川口さんをはじめメンバーの皆さんが、いろいろなことを抱え、悩みながらも、地道な活動を一つ一つ積み上げられています。
本当に頭が下がる思いです。

私も一つ一つ積み上げていけるよう精進しなければ。
しっかり、行動で表せられるよう努力したいと思います。

市議会と語ろう会「立看板」最後に告知です。

実は、昨年の秋に、オファーを頂きまして準備を進めてきていたことがございます。
左のイベントです。

市議会議員と市民が一堂に会する中で開催される語ろう会です。
私は、この中で座長(コーディネーター)を務めます。

今日は遅くなりましたので、詳しくはまた明日にでも。

仕事の繁忙期も続いている中で非常にしんどいのですが、前向きに取り組みたいと思います!

「崎田プロジェクト」本格始動中。

赤い県庁111128
今夜の宮崎県庁は赤かったです。
赤いライトアップでした。

公私ともに、行事ごとも活動もいろいろありまして、なかなかブログにまでたどり着きませんが、日々の頭の整理のためにも少しずつでも書きたいなと思うところです。
今日も終電の日南線の中です。

黒田次長ヒアリング①黒田次長ヒアリング②

昨日の日曜は、「みやざき政策研究会」(別名:崎田プロジェクト)の日南現地調査・ヒアリングを行いました。

前にもチラリとこの政策研究会のことを書いておりますが、仲間を15名ほど集め、3つの班に分かれて、それぞれテーマ(「林業」「商工業」「家庭・子育て」)を設定して、政策づくりをしています。

なんとなく政策をつくるのではなく、個別具体的に研究対象を日南市と設定して、現状や課題を現地にて調査をしながら政策を組み立てる勉強をしています。

ここ1、2か月、かなりいろいろなところを回って、実際に人に会って話を聞いているのですが、ブログ報告が追いついていないところです。
少しずつ振り返りたいと思っています。

ヒアリング後の炙り重②
この日は、左の「日南一本釣りかつお炙り重」や飫肥の「食べあるき町あるき」の仕掛け人である日南商工会議所の黒田次長のお話を聞きました。

休みの日にもかかわらず、お時間を取っていただき、1時間の講演ともう1時間の質疑にお付き合いいただきました。
本当にありがたかったです。

まず、炙り重についてですが、「チームを組み、ルールを決め、同じ素材を使い、競争しながらブランド名を高めていく」ということを徹底されています。

飫肥の「食べあるき町あるき」もルール化、ルールの徹底、チームで連携と競争をするなど、きちっとしたコンセプトとビジョンを持って取り組まれています。

あと、何を言いましても凄いと思ったのは、スピードと行動力です。
行動こそが全てだと改めて思いました。アイデアをふくらませるだけでは前には進みません。

あと、田舎だからといって、「てげてげ」にやらないということ。
「てげてげの排除。本物にこだわる。」ということです。
これは、私が県庁で初めて仕えた上司もよく言っていたことだなと思い出しながら聞いていました。

本物をつくっていかないと残っていかないと思います。
日南は歴史や自然があり、ストーリーもたくさんあります。
しっかり生かしていく方策を考えたいです。

ヒアリング後の炙り重①ヒアリング後の炙り重③

お話を聞いた後は、油津で最近オープンした「オラレ」を見学・体験し、そして!もちろん炙り重をみんなで食べに行きました。

油津の飲み屋街の中にある「U2」という店に行きました。
カツオも肉厚で大変おいしかったです!!
他のみんなも大満足でした。

県立日南病院祭①県立日南病院祭②

続いて、「県立日南病院祭」に立ち寄りました。
災害拠点病院でかつDMATも保有する県立日南病院ですので、災害医療が担当の私としては非常に気になっていたのと、何を言いましても「こども・いのち・つなぐ会」の皆さんが活動されている日だということで行ってきました。

実は、今月初めに「家庭・子育てグループ」が、この「つなぐ会」のヒアリングにも行っていまして、そのお礼を言いに行こうというのもありました。

中に入っていくと、川口さんをはじめメンバーの皆さんが明るく元気に活動されていらっしゃいました!(右上の写真です。)

そのほか、手術室を見学したりするなど、思いのほか貴重な経験ができました。
このような催しを行っている県立病院は日南だけのようです。
元院長である柴田先生からの取り組みとのことでした。
住民にとってもありがたく、非常に素晴らしいことだと思いました。

そのあとは、数週間前に「林業チーム」が現地調査・ヒアリングを行った際に見せてもらった建築中のお宅が完成披露会をされていたのでそこに行き、最後は飫肥で短時間でしたが駆け足で「食べあるき町あるき」をしてきました。

ものすごく盛り沢山の日曜日でした!

県立宮崎病院災害訓練①県立宮崎病院災害訓練②

県立宮崎病院災害訓練③
その前の土曜日は、県立宮崎病院での災害訓練の見学に行ってきました。
これは完全に仕事です。

日曜日の宮崎日日新聞にも大きく載っていましたね。
県立宮崎病院の熱心な取り組みに頭が下がるところです。

今、「崎田プロジェクト」(みやざき政策研究会。略して「崎プロ」)が、非常におもしろいです。
現地に飛び出して、生の声を伺うことで、見えてくることがたくさんあります。

先週末に行ってきました串間市市木のNPO法人レインボーツリーの久志さんのところも、本当に凄かったです!

それも含め、少しずつ、この「崎プロ」について書いていきたいと思います。
というところでちょうど飫肥駅到着です。それでは。

守っていきたい日本の原風景。

世界糖尿病デー「ブルーライトアップ」左の写真は、宮崎県庁本館が「ブルーライトアップ」された今夜の様子です。
「ブルーライトアップ」とは、11月14日は世界糖尿病デーということで、全国各地で行われている取組のようです。

ちょっと、写真がピンボケしているかも。
生は、とても綺麗でした。

秋晴れの星倉111114昨日の日曜は、「市内一斉大掃除」の日ということで、朝8時から家の周りの掃除を自治会で行いました。

(その前の日が延岡出張で帰りが遅かったのでやっと起きました。(苦笑))

県内一斉の取組ですので、同じことをされた方も多いのではと思います。
「溝さらい」がしんどかったです。
日頃の運動不足を痛感します。(苦笑)
良い天気でした。

しめ縄づくり②しめ縄づくり①

しめ縄づくり③

それを終えるとすぐに、自分が住んでる地区ではないのですが近くの神社のしめ縄づくりに参加してきました。
なんで行ってきたかといいますと、最近お誘いを受けて「日南市まちづくり市民協議会」というNPO活動にも参加しており、細かくは長くなるので書きませんが、そのNPOと以前からお付き合いをさせていただいている地区の行事ごとということで行ってきました。

しめ縄づくり⑤しめ縄づくり④

しめ縄づくりを体験したのは、これが初めてです。
私は米も作っている兼業農家の息子ということで、稲わらなどは特に珍しいものではありませんが、しめ縄となると全く縁がありませんでした。

実際に作る作業に参加させていただき、特に縛るわけでも、当たり前ですがのテープやのりなどを使うわけでもないのに、あのように硬いしめ縄が作れることに、昔の人の知恵は凄いなと改めて思うところです。

握力と腕の筋肉はクタクタでしたが。(笑)

しめ縄づくり⑥そして、こんな感じで立派なしめ縄となり、鳥居に飾られています。

自分も関わったということで、なんだかいいですね。

また、この地区の皆さんの結束というか、仲の良さも大変素晴らしいなと思いました。
このように自分たちの手でしめ縄も作られ、地域にある神社を大事に守っていらっしゃいます。

大事にしていきたい日本の田舎の良さです。
秋晴れの爽やかな週末でした。

地域医療とDMATと私。

延岡地域医療シンポジウム①延岡地域医療シンポジウム②

延岡地域医療シンポジウム③延岡地域医療シンポジウム④

かなり久しぶりの更新となってしまいました。

今、延岡から日南に向かうJRの中で書いています。
今日は、延岡にて、「地域医療を守り・育てる住民活動 地方シンポジウム inのべおか」がありまして、それに参加してきました。

これは、「宮崎県北の地域医療を考える会」、「小林市地域医療を考える会」、「(財)地域社会振興財団」の共催により開催されたものです。

内容は、講演会ではなく、最初からグループごとに席が分けられいて、延岡と小林で活動を行っている上記2団体が現状と課題を説明し、その課題にどう対処していくか各グループで議論をするという形式で進められました。
いわゆる、ワークショップ形式です。

延岡地域医療シンポジウム⑤私も一参加者として中に入りまして、非常に有意義な時間になりました。

議論をする中で、新たな気づきをたくさんもらいました。

しっかりとした準備の上で開催されたシンポジウムだと感じました。
延岡市・小林市の関係者の皆さまのご努力・ご苦労に頭が下がるばかりです。
素晴らしいシンポジウムをありがとうございました。
本当にお疲れさまでした。

(「みやざきみらいフォーラム」仲間で、延岡市で診療所を開業されている医師の榎本さんも来られていまして、その班の発表はさすがでした。感服であります!)

九州沖縄ブロックDMAT実働訓練①九州沖縄ブロックDMAT実働訓練②

九州沖縄ブロックDMAT実働訓練③最近、ブログ更新もできずに何に追われていたかと言いますと、「九州・沖縄ブロックDMAT実働訓練」です。
「DMAT」とは、災害派遣医療チームのことです。

これが宮崎県で行われ、11/4、5が開催日でした。
消防サイドと合同で開催させていただき、かなり大がかりな訓練でした。
2日間にわたる訓練でして、写真は一つ一つが小さくて分かりにくいかと思いますが、火事が起きていたり、車が横転し、その上に電信柱が倒れてきたりなどしているかと思います。
ヘリも飛びましたし、かなりの本格訓練でした。

しかも、「ブラインド訓練」というやり方で行いまして、訓練をするプレイヤーはどこでどういう被害が起きているか知らされないまま救助・救出・医療を行うというものです。
ほんの一部の関係者のみが被害状況を設定していきます。

九州沖縄ブロックDMAT実働訓練④医療関係者だけでも150人近くが集まりました。
厚生労働省などの九州外からも多くの方が来てくださいました。

(↑DMATはユニホームがカラフルです。)

他にもいろいろ追われてしまっていましたが、分かりやすい大物の仕事はこの訓練でした。
で、落ち着いたのかというと・・・・そうではなく、その裏で止まっていた仕事に襲われています。。(苦笑)
さあ、まだまだしっかり走らねば、、、・・というところです。

まあ、とは言え、無事に訓練が終わって良かったです。
(残務処理はまだ残っていますけど。(苦笑))

宮崎県の災害医療にとっては、これだけの規模の本格訓練は初めてであり、たくさんの気づきをもらいました。
また、この訓練に至るまでの準備の過程等において、私を含め関係者が多くのことを学べたことに加えて、何を言っても関係者の結束が強くなっていったのが一番に良かったと思います。
災害医療は、各関係機関を超えたチームワークが大事です!
しっかり体制を作っていきたいと思います。

屋内消火栓操法大会最後におまけとして、更新が滞っていたころにやっていたことの一つに「屋内消火栓操法大会に出場したこと」があります。
これが簡単なようですが、一度生で見ればすぐに分かりますが、大変難しく、覚えることがたくさんあるのです・・・。
上記DMAT訓練準備の合間に、この手順等を覚え、練習を行うなどするのは本当にしんどかったです。(涙)
でも、無事にこれも終わりました!
一緒に出場した方とは、苦楽を共にしたということで仲良くなりまして、これもまた良かったです!!

・・さあ、今日からボチボチ、ブログ更新を継続したいと思っておるところです。
(今のところです、今のところ。頑張ります。)

仕事もいろいろありましたが、新たなプロジェクトも動いておりますので、その辺も書きたいと思います。
もうすぐ飫肥駅到着です。それでは。

青山社中。

品川から。
前回のブログに書いているとおり、先日の3連休で横浜に行ってきたのですが、なかなか東京近辺にも何度もは行けぬということで、もう1泊延泊しまして、とある講演会に参加してきました。

それは、「青山社中」という株式会社が主催する講演会です。

講師は、2009年に「チェンジ」のマニフェストを掲げて、33歳の若さで現職を破って横須賀市長に初当選した吉田市長です。

就任から2年間、財政基本計画の策定や、企業・観光客誘致のシティーセールスに力を入れ、成果を挙げる一方、現状に合わせたマニフェストの見直しも発表されている市長です。

若い市長ということで、どのような人物で、どのように市政を運営しているのか興味があり、聴講させていただきました。

会場に入る前は、非常に若い市長ということで、何でも前向きでトップダウンで物事を決め、ガンガン突き進むタイプなのかなと勝手に想像しておりました。

しかし、特に講演後の長めに時間が設定されていた質疑応答の中で感じたのは、もちろん前向きで発想が柔軟な方でしたが、その手法はトップダウンではなく、人の話をよく聞き、どちらかというと市職員の力を引き出そうとされているタイプのリーダーでした。

また、実施されている施策は、民間を中心に据えた内容で、コンセプトを設定したら絶対ぶれないとか、逆転の発想で勝負をしていることなど、お話を聞いていて大変ワクワクするものでありました。

中身を細かく書き出すと長くなりますので、ここまでにします。
大変勉強になりました。

地下鉄市ヶ谷駅。最後に、この講演会を主催した「青山社中」についても書きたいと思います。

私が2年前に厚生労働省に出向していた頃、現役若手キャリア官僚による「プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)」というグループと少し交流をさせていただきました。

以下のHPを見ていただくと分かるとおり、本も2冊出されているなど、とても活発に活動をされているグループです。
プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)のホームページ → http://projectk.jp
(ものすごく高度なレベルのMfnetと言いましょうか。いや、だいぶ違いますね。(苦笑))

立ち上げを行った方は若手の経産官僚でして、現在は次のもっと若い世代に任せて、その方自身はプロジェクトKの運営に携わっておりません。
と、言いますか、今は経産省すら辞めてしまいました。
プロジェクトKの立ち上げ世代は、他省庁も含め、数名いっぺんに辞めてしまいまして、株式会社「青山社中」を立ち上げました。

その青山社中HPトップには、以下の文章があります。
http://aoyamashachu.com/

青山社中は、「世界に誇れ、世界で戦える日本」のための人材・政策・組織を創る新しい会社(株式会社)です。会社設立は、2010年11月15日(坂本龍馬の誕生日かつ命日)です。
これまで私達は、霞ヶ関で働く若手国家公務員として、「プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)」を結成し、霞ヶ関の縦割り打破、政策立案能力の向上を目指した改革の実現に向けて活動してきました。このたび、一部メンバーが霞ヶ関を飛び出し、広く日本全体の活性化に向けた行動を起こすため、「青山社中」を設立しました。

このまま霞が関に残っていれば、国家の中枢を担いながら、様々な仕事もできたと思いますが、このような決断をされたというのは、官僚や政治家という手法だけでは日本の活性化・立て直しを成し遂げられないと感じられたのではないかと思います。

この行動力に、敬服します。
自分もしっかり自分のフィールドで頑張らねば。

また、この日は、以前のブログにも書いていますSさんとも久々にお会いすることができました!(嬉)
2009年11月30日のブログ「初めての生「プロジェクトK」。」

いろんな方との出会いは、なんとなく日々に流されてしまっている自分自身を、しっかり頑張ろうぜと奮い立たせます。
ホントに頑張らねば。面白く頑張っていきましょう。