日南市夫婦会議推進プロジェクト

【日南市では、母子手帳と一緒に『夫婦の子育てと未来をハッピーにするノート』を配布します!】

日南市と Logista株式会社は「日南市夫婦会議推進プロジェクト」連携協定書を締結し、11月22日(いい夫婦の日)よりプロジェクトをスタートさせました。
https://www.logista.jp/nichinanshi-20181122-fufukaigi/

母子手帳を市役所からもらうタイミングというのは、夫婦が親になっていく「始めの一歩」の時期でもあります。

子育ては、当然でありますが母親だけがするものではなく、夫婦の協力が必要です。
しかし、現実には、共働きか片働きかに関係なく、家事や育児、働き方のことなど、あらゆる場面で夫婦間の考え方や行動に、大なり小なりのすれ違いが生じてしまうことがあると思います。
(きっと、子育ての時期に一度も問題がなかった夫婦はほとんどいらっしゃられないのではないかと思います。)

そこで、日南市では、母子手帳と一緒に『夫婦の子育てと未来をハッピーにするノート』を配布することにしました!!

そのノートとは、正式名称を「世帯経営ノート」と言います。

このノートには、「家事」「子育て」「仕事」「お金」「住まい」など、夫婦生活を営んでいく上で欠かせない9つのテーマについて、話し合える・見つめ直す『きっかけ』とできる仕掛けが散りばめられています。

そして、そのポイントは「夫婦会議」です。
より良い夫婦関係があることで、家庭内でのより良い子育て環境に繋がりますし、その第一歩が夫婦で日頃から話し合いができる関係にあること、つまりは「夫婦会議」が気軽に持てる関係にあることだと考えます。

母子手帳を受け取っていただくご夫婦に、少しでも一助となればということで、今回の『ハッピーノート』(世帯経営ノート)を配布する運びとなりました。

この取り組みは、Logista株式会社の長廣ご夫妻の熱意がなければ実現しませんでした。
ホントに魅力的で情熱を持ったご夫婦です!
このお二人との出会いがなければ、着想すらなかったと思いますし、実現できませんでした。
心から敬意と感謝を申し上げます。

そして、今回、行政としては、全国初であり、非常に実験的でチャレンジングな取り組みになると思います。

日南市では、これまで、すべての子どもたちが健やかに育つよう、保育の量・質の拡充、ひとり親家庭の支援、子どもの貧困や児童虐待防止に向けた対策支援など、さまざまな取り組みを進めており、加えて、2016年には残業を控え夕方からのパパ行動を促す「ゆうパパ運動」や、夫婦の家事シェアを応援する「夫婦円満都市推進プロジェクト」を通じ、新しい子育て支援のあり方を模索してきました。

その延長での、新たな『チャレンジ』です!

妊娠期〜産後・育児期のご夫婦が、産後うつ、産後クライシス、虐待、育児放棄などの「母子の命に関わる危機」や「離婚に繋がる危機」を未然に防ぐ、あるいは乗り越えていける夫婦関係を築いていけるよう応援することで、家庭内のより良い子育て環境づくりの一助となればと思います。

”子育ては、”夫婦の対話”でもっと豊かになる!”

そして、今回の取り組みにあたり、「夫婦会議推進プロジェクト応援団」として、多くの企業の皆様のご支援をいただきました。
この場にて、心より感謝申し上げます。

一人でも多くの子どもたちの笑顔に繋がるようにチャレンジを果敢に続けてまいりたいと思います!