これまで日南市では、”感染対策”と”経済活動”の
両立を目指す『グリーンフラッグ(日南モデル)』や、特別定額給付金を地域経済の応援(エール)に繋げていく『#10万つかエール百貨』という施策を実行してまいりましたが、これらを取り入れてくださる県外の自治体が増えてまいりました。
「グリーンフラッグ」は、石川県七尾市で取り組みがスタートし、七尾のグリーンフラッグ特設サイトの冒頭で、下記のとおり書いてくださっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「#がんばろう七尾!グリーンフラッグ運動とは?」
宮崎県日南市で始まったグリーンフラッグモデルを参考に、七尾エリアにおける飲食店や小売店・旅館等の事業者がコロナと共存する地域を作っていくぞという強い意思と感染症対策の取り組みを可視化するグリーンフラッグを掲げることを推奨する運動です。
(以上、サイト文章 抜粋)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(しかも、日南市のサイトよりもデザインセンスが良く、とても見やすく素敵です^ ^)
「#10万つかエール百貨」は、県内で高鍋、新富、川南、美郷の4町に広がり、大阪の四條畷市にも広がっていましたが、愛知県岡崎市でも同じネーミングとデザインを取り入れてスタートされることになりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岡崎ビジネスサポートセンター
(このサイトの中にも「日南市を参考」と書いてくださっています。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この2つの政策を考えた狙いは、新型コロナによる行動自粛によって経済が落ち込むことが予想された中、行政による給付金等の支援は行いつつも、その予算には限りがあり、結局はその財源もいつかは国民が負担するわけでありますので、
なんとか「自立した経済を回していく」政策を打っていかねばならないと考え抜いた中で出てきた取り組みです。
つまりは、事の性質上(自立した経済循環を目指す)、どこの地域でも応用できると考えていましたので、賛同される地域が県外にも広がってきていることは大変嬉しく思います。
ただ、新型コロナ影響は深刻であり、まだまだ克服しなければならない課題がたくさんあります。
行政だけで解決できるわけではなく、市民の協力や民間の活力が必要でありますので、これからも適切に柔軟に取り組みが進められるように努力してまいりたいと思います。