城下町飫肥（おび）の町並み再生事業が大きな一歩を踏み出します。

数年前に、歴史的な建物として、所有者の方より市に寄贈していただいた旧小鹿倉家。

城下町の中で大変価値ある資産でありますが、市の行政としては財政が厳しい中、なかなか整備に踏み出すことができませんでした。

そこで、民間活力と連携し、お互いの強みをうまく出し合うことによって、「市の物件であるのに、民間側に予算出してもらう」という、いわば『逆転の発想』で事業を行ったのが、今回の小鹿倉邸の事業です！

この『逆転の発想』は、公共調達が専門の上智大学 楠茂樹教授からも高く評価をしていただき、アゴラで記事になっています。

つまりは、市所有の物件なのに、市が予算の支出をすることなく、民間事業者の資金と国からの補助金のみでリノベーションを行い、

旅館ですから、観光客の滞在時間が延びて、従業員等の地域の雇用も増えるという多くのメリットがあります。

加えて、5年後からは、市に賃料も入ってきます！

そして、完成した旅館の出来栄えなんですが、もう素晴らしいクオリティで、市長として感激しています！！！

本当に多くの方に泊まっていただきたいですし、まずは日南市民の皆さまにご覧いただきたいと思っています！

内覧会が明日（3/24）行われますので、ご都合がつく方は、是非ご覧ください！

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【広報室からのお知らせ】

小鹿倉邸の改修が完了し、オープニングイベント及び内覧会が実施致されます。

小鹿倉邸は、飫肥を代表する武家屋敷（元藩医邸）である旧小鹿倉家が、明治１２年（１８７９年に）に建築したものです。

今回、京都を中心に旅館業を営む株式会社Nazuna(大門真悟代表取締役)によって全部屋温泉付きの旅館として改修され、４月よりオープンします。

日時：3月24 日(火)

　　　・オープニングイベント 10:00～11:00

　　　・内覧会　11:00～12:00

場所：飫肥 小鹿倉邸(宮崎県日南市飫肥八丁目4131)

主催：株式会社大地 / 株式会社Nazuna / 飫肥商店会

問い合わせ：080-2545-1751(株式会社Nazuna / 担当 内山)