日南市で、この4月からスタートした「パートナーシップ宣誓制度」について、福岡市との連携協定を締結させていただきました。
転入や転出の住所異動の際に、仮に引っ越し前と後でそれぞれの自治体で「パートナーシップ制度」があったとしても、引っ越し先の役所に再度出向き、新たな手続きが必要であったものが、協定により煩雑な手続きが簡略化され、精神的負担も軽減されます。
日南市で交付した宣誓書は日南市域内のみ有効で、市外へ住所を移す場合は宣誓書を日南市に返還する必要があります。
転出のたびに返還や交付の手続きで各自治体の窓口に行くことになり、精神的な不安や負担を強いられることにもなります。
そこで、都市間相互利用を開始することで、手続きが簡略化され、郵送やメールでの申請も可能になり、当事者の煩雑な手続きや精神的負担が大幅に軽減されることになります。
調印式は、福岡市役所と日南市役所をオンラインで繋ぎ、福岡市の高島宗一郎市長と私とで協定書にサインをしました。
高島市長は「九州の中で、人の動きは多い。これからもいろんな形で自治体間の連携ができればと思っています」と言っていただき、
私からは「制度スタートの段階で、九州のリーディングシティである福岡市と協定が結べることは大変ありがたい」とコメントさせていただきました。
福岡市は、高島市長のリーダーシップの下、様々なチャレンジングな取り組みが展開されています。
その福岡市と、このような連携ができますことは、大変ありがたいことです。
また、今回の連携協定締結は、先週木曜日に、私がFacebookに「日南市でパートナーシップ制度がスタート!」という投稿をご覧になった高島市長から、連携協定についてのコメントがあり、私がそこで呼応し、翌週の月曜日に締結式を行うという圧倒的スピード感で進みました!
(土日を挟みましたが、FBコメントから実質的に2日後に調印式ということになります!!)
改めて、高島市長の鮮やかなリーダーシップに感服した仕事にもなりました。
スタートに花を添えていただき、ありがとうございます!
「パートナーシップ制度」は、日南市においてはまだ始まったばかり。
本質は、「お互いを認め、尊重する」ことに尽きると思います。
ここ数年、啓発の講演会やイベント等を行いながら、丁寧に進めてまいりました。
その本質が市民の皆さまにもっともっと浸透していくことを願うところです。