【グリーンフラッグプラス(家庭版)運動がスタート!】

今朝の宮日新聞にも大きく取り上げていただいていますが、「グリーンフラッグプラス」という取り組みを日南市ではスタートしています。
元々の「グリーンフラッグ(日南モデル)」は、コロナ禍となった春に、飲食店をはじめとする店舗への客足が遠のき、感染対策をしっかりしているのに、なかなかそのことが市民(お客様)に伝わらないという悩みを聞いたことから発案しました。(5月スタート)
市内へのグリーンフラッグの配布数は500を超え、県外でもそのまま取り入れてくださる地域があり、
また、東京都でもレインボーカラーの「感染防止徹底宣言ステッカー」という取り組みが6月から始まっていますが、政策の狙いは全く同じであります。
そして今回の「グリーンフラッグプラス(家庭版)」ですが、このことの1番の価値は、日南市自治会連合会から要望書の提出があり、「感染対策は事業所側だけではなく、市民一人ひとりの心掛けが大切であり、そのことを市民に啓発して欲しい」と、住民側の声として届けてくださったことにあると思っています!
日南市自治会連合会からは、各自治会からの声を取りまとめて、毎年、要望書の提出をしてくださっています。
各地区のきめ細やかな要望もある中で、それとは別に連合会全体として「重点要望事項」を話し合って提出されるのですが、今年の重要要望事項に今回の「グリーンフラッグプラス(家庭版)」のアイデアが載っておりました。
(要望書提出の前に、担当課から「今年の要望事項はこれです」ということで、事前説明(レクチャー)があるんですが、グリーンフラッグの考え方を住民にも広げて欲しいと自治会から自ら言っていただけることを初めて知り、めちゃくちゃ有り難いという気持ちと、とっても嬉しく思いました!)
そして8月15日付けの市内回覧板で、写真でも添付しています「ステッカー」を各家庭に配布させていただきました。
(詳しくはコチラをご覧ください!→ https://www.city.nichinan.lg.jp/main//page013941.html
これを家庭の目につくところに貼っていただき、帰宅時に忘れずに手洗いをすることや、外出時にはマスクを忘れないこと、同じく外出時の行き先においても3密を避ける行動を意識してもらうことを市民の皆様にお願いする内容です。
(検温も非常に大事であり、毎日の体調の変化に気付いていただくことも忘れずにお願いいたします。)
特に、自治会連合会の益田会長からは、住民に感染対策を意識してもらう重要性と、だからこそ「グリーンフラッグプラス」なんだという熱い思いとお考えを要望書と共に伝えてくださいました。
まったくもってその通りだと思いましたので、ネーミングも含めてそのまま政策として実行いたしました。
今回、グリーンフラッグプラスとして市民の皆様にお願いしている事項は、3月からコロナ感染対策としてお願いしている事項と同じであります。
宮崎において、この7月末から8月前半は「事実上の第2波」ということで、県内で多くの感染者が確認されました。
そして、本日、県から休業要請は解除となることが発表されましたが、今後、第3波とならない為には、この基本となる手洗いやマスク、3密回避をどれだけみんなで実行できるかにかかってくると思います。
また、クラスター対策として大事なのが、「毎日の検温」と「グリーンカード運動」です。
特に検温は忘れがちになりますので、「緑のステッカーを目にしたら、体温を測ろう!」と心掛けていただければと思います。
市役所では、全職員の検温と職場への報告を出勤日は毎日してもらっています。これは民間企業でもされているところは多いと聞いています。
いつのまにか感染している可能性があるのが、このコロナの怖さであります。
みんなで意識して、もし感染しても早くに気付いて、周りに広げないことも大変重要です。
市民一丸となって、意識を高めてまいりましょう!