先月、熊本をはじめ全国各地で豪雨災害が発生しました。
今後、台風などの自然災害が予想され、避難所へ避難せざるを得ない状況が予想されます。
今年は、新型コロナのリスクも看過できないため、日南市では3密を避けるべく「分散避難」の実施や、避難所での感染対策を5月に発表しました。
さらに今回新たに、IoTを活用し、感染リスクを回避した避難所運営のため、東京のIT企業である株式会社VACAN(バカン)様と避難所のリアルタイムの混雑情報配信を支援する協定を締結いたしました。
(東京在住の河野社長は、オンラインで繋いでリモートでの記者会見出席です。)
本協定により、避難所の混雑情報配信を行うIoTサービス「VACAN」を活用し、災害時に、避難所の混雑状況がwebサイトで表示されるようになります。
混雑状況表示は「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階で表示され、市民の方々自らが分散避難を考慮し、避難先を選択していただくことも可能になります。
8月中旬までに運用を開始する予定です。
今回のサービス提供は、株式会社VACAN様による無償提供になります。
(VACANの河野社長は宮崎県出身で、故郷宮崎に対する熱い思いをお持ちであり、今回このように実現できました!)
東京都多摩市に続いて、全国で2例目の実施になるそうです。
「日本一組みやすい自治体」を以前より標榜している日南市ですが、企業のリソースを活用させていただきながら、市民生活の向上にこれからも努めてまいります。
なお、他の自治体でご興味のある方はご連絡ください。
株式会社VACANさんに繋がせていただきますので!
良い仕組みはどんどん広がるのが良いと思っています。
以下、県内で流れましたニュースの動画がご覧になれます。