【「グリーンカード運動」は、経済と健康の両方を守る取り組みです!】

※「グリーンカード運動」記者発表のニュース動画です。
《NHK宮崎》
《UMKテレビ宮崎》
《mrt宮崎放送》
《日南テレビ》
県内で感染者の過去最高を連日更新し続けています。PCR検査数を増やしており、封じ込めをするためには、このように検査を広げていく必要があり、加えて、個々人の徹底した対策を続けなければなりません。
それを受け、宮崎県では休業・時短営業要請がなされました。やむを得ない判断だと私も考えていますが、このままでは経済も厳しくなります。
ここで、大事だと考えていますのは、「控えるべき経済活動」と「対策をしながら出来る経済活動」をしっかり分けていくことだと思います。
「対策をしながら出来る経済活動」まで控えてしまっては、県内経済に及ぼす影響は計り知れなくなってしまいます。
「グリーンカード運動」とは、主に接客を伴う飲食店に入店する際に、自分の名前と連絡先を記入したカードを店側に提出する運動です。
事業者様におかれましては、能動的に取り組んでいただきたく考えており、店の入り口にアルコール消毒と合わせて、記入用紙(グリーンカード)とそれを入れる箱の準備を、是非ともお願いいたします。
(グリーンカードのひな型は、市役所HPに示しています。ダウンロードしていただければ、印刷してそのまま使えます。https://www.city.nichinan.lg.jp/main//page013900.html(ワード版・PDF版の両方を置いています。))
当初は、接客を伴う飲食店を念頭に考えていましたが、接客がない飲食店利用時にも是非活用してもらいたく考えています。
これによって、現在、全国で発生しているようなクラスター(集団感染)の対応時に、濃厚接触者の追跡が迅速に行えるようになり、感染拡大防止につながると考えられます。
また、飲食店利用時にはコロナ対策を徹底していただく必要がありますので、グリーンカードを書くことで、その意識が高まる効果もあると考えています。
このグリーンカードは、店側が準備した箱などに入れて1カ月間保管します。
(ちなみに、「グリーン」という名前を付けていますが、緑色の紙や緑色でのカラー印刷をする必要はありません。ダウンロードしたファイルをそのまま白黒印刷してください。念のため。)
最後に。
改めて書きますが、大事なのは「対策をしながら出来る経済活動」まで控えてはならないと考えています。
今であれば、20時までの外食での飲食は可能です。
また、8月16日までは、宮崎県においては正念場だと考えており、検査は幅広く行いつつ、なんとしてでも拡大を食い止めなければなりません。
コロナとの戦いは、まだまだ続きます。先の見えない戦いになります。
この1、2か月は、みんなが気が緩んでしまったことは否めないと思います。
そして今後、しばらくして感染者が減る局面に入った時こそ、大事になります。
日南においては、「グリーンフラッグ」に合わせて、この「グリーンカード運動」を当たり前にし、気を緩めることなく、しかし、しっかりとした経済活動を行う地域となるべく、市民一丸となって取り組んでまいりましょう。

〇問い合わせ 日南市 健康増進課 地域医療対策室  0987(31)1129