年末から正月にかけて多くの時間を割いたのは、ドクターヘリに関する業務です。
もう少し先になりますが、宮崎県にドクターヘリが導入されます。
それに向けての準備です。
県内の救急隊をはじめとした関係者の方々に、ドクヘリについて理解を深めていただくと同時に、ドクヘリに関するスキルも身に付けていただかねば、ヘリコプターだけを導入してもうまく機能しません。
写真は、月9ドラマ「コードブルー」のロケ地としても有名な千葉の先進病院です。
いろんなところに行って、修行の毎日でした。
そうこうしているうちに、新燃岳の噴火がありました。
当初のインパクトはすさまじく、これからどうなっていくのだろうか・・という大きな大きな不安が宮崎を覆いました。
私は、最初の大噴火のときは千葉県にしばらく出張していまして、宮崎にいませんでした。
ちょうど最初の噴火の次の日が宮崎に帰る予定の日で、飛行機が飛ぶだろうか・・と思いながら羽田空港に行くと、やはり天候不良(噴火)のため欠航・・・。
仕方なく都内にもう1泊し、次の日に再び羽田空港に行くも、朝から欠航・・・。
噴火が始まった最初の最初でしたのでどうしようもなく、仕事も残しているので、仕方なく大分空港経由で宮崎に戻りました。
帰ったらすぐに、火砕流や土石流に備えるための、諸々の対応に追われました。
私の今の担当が、「救急医療」「災害医療」であるためです。
ドクヘリ業務も、年度末の膨大な事務も・・という中で、DMAT(災害派遣医療チーム)などの準備を進めました。
そして、それも終わらないうちに、東北での今回の地震が発生しました。
宮崎県としては、まさに私の担当であるDMATをすぐに派遣し、その後もずっと自宅のある日南にもなかなか帰れないまま災害医療に関する業務に追われました。
そして、今日であれから1か月になります。
被災地を思うと、本当にやりきれなく、また、無力を感じます。
しかし、被災者でもない我々がいつまでも暗くしていても仕方がなく、逆に前向きに頑張っていかねばと思います。
しっかり仕事をし、経済活動もして、地域経済を回してかねば、いつまでもこの国の復活はありません。
もちろん、このことは私が言うまでもなく、そのような空気もたくさん出てきました。
私も自分ができること、与えてもらっている役割を、精一杯頑張りたいと思います。
もう数年このブログも書いていますが、初めて、かなり仕事のことも書きました。
これは、今回限り、、、ということで。
(内容は、記者発表済みの範囲内ですので。)
今日は、日南線の中で文章をパソコンで書いてます。
以前のブログで、帰宅途中の日南線の中で書くぞ!と言っておきながら、実際はパソコンの技術的な問題で全然書けていませんでした。
多分、その技術的な問題はクリアしましたので、帰宅後、うまく更新できると思います。
(と、信じてます!うまくいきますように!!)
ということで、今日はここまでです。では。