原点をブレずに。 ~児童養護施設でのこと

私は、大学時代、福岡にある児童養護施設にボランティアとして通っていました。
大学は工学部だったのですが、今、こうやって行政の道を歩いている全てのきっかけを作ったのがこの時のボランティアです。
以前のブログに、この辺のことを何度か書いていますので、今回は省略します。

慈愛園メッセージ集(以下をクリックしていただくと、なぜボランティアの経験から行政へ進もうと決めたかを書いています。
 →2008年06月08日「教え子に子供。 ~私が県庁に就職した訳」

今週月曜は、当時お世話になったその児童養護施設の先生方が仕事で宮崎に来られるということで、夜の飲み会をご一緒させていただきました。

ここ最近は、どっぷり医療の世界に浸かっていますので(これが今の仕事(担当業務)でして・・)、普段の生活では思い返すことが少なかったりもしますが、こうやって先生方と当時の施設でのことを思い返して話をすると、熱い思いがよみがえってきます。

今の職種では、どうしても制度や枠組み、予算のことなどを取り扱う仕事であるので、ついそこばかりに目が行ってしまいがちですが、絶対に原点をブレずにいなければと改めて思います。

その原点とは、私が大学時代に強く自分自身に誓った「この子供たちのために、より良い社会の仕組みづくりをするのだ」ということです。
このことは、自分のど真ん中に据えて今後も仕事をしていきたいと思います。

また、2年前に、厚生労働省で仕事をしていた時は、福祉を担当していました。
社会福祉法人の経営やあり方等にも少し関わっていましたので、同じ福祉の世界でも、現場でのボランティアとして見えることと、国という立場から見えることは、また少し違ったりもします。
こういう貴重な経験をしっかり生かしていきたいです。

久しぶりに、当時接した子供たちのことを思い出しながら、自分が何を原点にこれからを歩いていくのか再確認した夜になりました。

2 thoughts on “原点をブレずに。 ~児童養護施設でのこと”

  1. 地元で就職できるということで、医療・看護系を希望する生徒が多いみたいです。
    初ツイッター、やっと設定してみました(汗)
    まだよくわからないですが・・・そちらものぞいてます(^-^)♪

  2. はい。医療も頑張ります。(笑)
    ドクターヘリが来年春から宮崎でも飛びますが、この仕事もしています。
    確かに、医療系はその強さはありますね。
    県立看護大のようなところでは、人材の県外流出も課題となっています。
    魅力ある職場を作らねば。
    ツイッタ―デビューしたのですね!!
    是非、なが○さんもつぶやいてくださいね!!
    近々、押川さんや兼森主幹たちとの飲み会を企画しようと思っています。
    当時は、楽しいメンバーがたくさんでした!

きょうへい へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください