今週火曜は、熊本県の人吉市に行ってきました。
何があったかといいますと、あの佐賀県武雄市の樋渡市長の講演会があったからです。
会場は、国宝である青井阿蘇神社の参集殿でした。
今回は、数年前から一緒に勉強している全国の若手有志による「龍馬プロジェクト」の仲間(人吉市議の松岡さん)から誘ってもらいました。
樋渡市長は、著書である「首長パンチ」やブログはもちろん、雑誌等のインタビューなどもよく読ませていただいて、是非とも生でお話を聞いてみたいと思っていた方でしたので、大変楽しみにしておりました。
樋渡市長は、市役所HPをフェイスブック化をしたり、市役所が市内の特産品の通販事業を行ったり、最近では市立図書館の運営をTSUTAYAに委託するなどの政策で注目を浴びています。
また、30代で市長に就任され、当時全国最年少市長でした。
最近では、TBS「がっちりマンデー!!」でも取り上げられ、全国的にも大変注目を集めている市長です。
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/20120708/1.html(↑どんな取組をされているかは、こちらをご覧ください。)
そして、講演がスタート。
噂には聞いていましたが、ここまでとは!!!
演題の最初に、「宇宙に衝撃を与える~」とありましたが、全くその通りの衝撃。
樋渡市長が、キーワードして講演の冒頭で上げたのが、「対等に組む」「反省しない」「何事にも『過ぎる』」「パクリ倒す」です。
民間で良いものがあれば、すぐに取り入れる。(パクリ倒す)
「組む」というのは、病院の経営や図書館の運営など、できる人にやってもらう。(民間でその分野のノウハウを持つプロに任せる)
そして、「過ぎる」くらいやり通す。ダメとなれば、トップがしっかり頭を下げ、撤退し、また次のチャレンジをしていく。
まさに、樋渡市長のバイタリティと感性の鋭さが為すものです。
そして、若い市長だからこそできることだと思います。
フェイスブックやアマゾン、楽天市場、TSUTAYAのビジネスモデルがどんなものなのか理解ができないようでは、そもそもそのような発想には至りません。
また、「情報を発信する」のではなく、「共感を発信する」ということ。
この根幹が理解できてこそ、フェイスブックをはじめとするSNSをツール(手段)として最大限活用でき、目的に達することができます。
経済活動と言いますか、消費に至るまでの心理・行動について、10年前とは全く違う流れが生まれています。
そこの根っこを理解し、じゃあ何を仕掛けていくとよいのかが分かっていらっしゃるのが樋渡市長であり、これだけ注目されるのも大変納得した時間でした。
「首長パンチ」もものすごい衝撃でしたが、今回の講演を聞かせていただき、なお一層理解が深まりました。衝撃の人吉講演会でした!!
3年前に、厚生労働省で仕事をしていましたが、真の意味での改革は、国からだけで行えるものではないと思いました。
改革は、どの時代にも、弱いところから生まれていきます。
また、樋渡市長がリーダーとなったことにより、市職員がメチャクチャその能力を最大限発揮するようになったことも特筆すべきことだと思います。
市HPのフェイスブック化によって生まれた効果もあったと思いますし、「100の議論より、1の実行」の考えのリーダーの下、チャレンジ精神にあふれるチームに市役所がなっているように感じました。
まさに、私も、樋渡市長の良いところを取り入れまくりたいと思います。
本当に衝撃の一日でした!
どんどん前に進んでいきたいと思います。
恭平、どんどん前に進め!
俺も進むぜい!
こんばんは!! 記事を読みました。僕もテレビの番組で、この市長のこと知りました。すごいですよね。是非、日南市にでも
できることは取り入れて下さい。市の職員のやる気、民間人の活用ができれば、アイデアもたくさん出ると思います。 特に日南市は高齢者が多いと思います。家に引きこもりにさせないで、上手に活用する方法を考えて下さい。最近の60歳から70歳代までは体は動きます。病気や認知症など少なくなります。
選挙も早めに各地区、老人会の交流会に飛び込んで行って下さい。まずは地元の飫肥地区を固めて下さい。選挙にまじめに行くのは年配者です。
奥野 剛章
>忍くん
ありがとうございます。みんなで前に進むことが、日南・宮崎の活力です!
>奥野さん
アドバイス、ありがとうございます。
いいところは取り入れ、また、高齢者のところに飛び込んでいきたいと思います!
崎田君がんばれ 僕も陰ながら応援しています。投票には必ずいきます。是非甥っ子を市役所職員にしてください。