若手医師と語って。 「地方における医師不足問題①」  ~きくちゃん結婚おめでとう.。゚+.(・∀・)゚+.゚

きくちゃん結婚式①私は、一浪して大学に入りました。
河合塾福岡校で浪人生活を送ったのですが、そのときの友達の結婚式に呼ばれて、この週末は福岡に行ってきました。
そのお友達は、きくちゃん。
←新婦のほうです。
(故障したため携帯電話を最近変えたのですが、その新しいカメラは何故か画像が悪い・・。残念。)

きくちゃんは、九大医学部を卒業し、今は女医さんとして活躍しています。
同じ九大に入学した浪人時代の友達で、同じ学部に行った人はいませんでした。(医学部コースのクラスで浪人していたわけではないのですが、一緒に九大に行ったのは全員医学部。何故かというのは後で書きます。)
学部が違ったので、授業などで会うことはほとんど無かったのですが、みんなずっと仲良くしててくれて、私が就職が決まり宮崎に帰るときには、そのメンバーで就職祝&送別会をしてくれました。みんな集まってくれたのが嬉しくて、今でもはっきりその日に語った内容など細かい事まで覚えています。

その中でも、きくちゃんとは特に仲良くしてて、大学一年のときの少人数ゼミで私が企画したテーマに乗っかってくれて、一緒にレポートをまとめたり、時々会ってお茶しながら語ったりしてました。

やさしく、おおらかな性格で、でもちょっとおっちょこちょいな所もあるきくちゃんは、本当に魅力的な女性です。

とっても素晴らしい披露宴でした。.。゚+.(・∀・)゚+.゚
きくちゃんの母親への手紙も感動しましたが、新婦側の友人代表スピーチにも感動しました。
母一人、子一人の家庭に育ったきくちゃんなんですが、小学校6年の家庭科の授業の中で、将来設計を考えて書く時間ががあり、「結婚相手はどんな人がいいですか?」という問いに、クラスメイトの多くは「やさしい人」とか「性格が合う人」と答えてた中、きくちゃんは『お母さんを大事にしてくれる人』と書いていたそうです。
書いた本人はそのことを覚えていなかったようですが、きくちゃんの優しい人柄をそのまま表したエピソードに、こみ上げてくるものがありました。

きくちゃん結婚式②旦那さんは、九大の大学院で理学博士を取得され、研究者の道を歩かれている方でした。
二人の出会いは、「九大フィルハーモニーオーケストラ」。
ということで、新郎新婦も交えた、当時の九大フィルの皆さんによる演奏もありました。
素晴らしい演奏でした!
(博士と医者という、二人の知的レベルの高さを改めて感じさせる瞬間でもありました。(笑))

きくちゃん結婚式③最初に書いたつながりで呼ばれた結婚式でしたので、私のテーブルは全員九大医学部卒の若手医師。
こんな機会は滅多にないので、地方の医師不足問題について、若手医師の本音を聞きたいと思い、初対面の方もいましたが、いろいろ質問してみました。

(写真は、かっしゅん(中央)と、がっちゃん(左)。かっしゅんには、予備校の寮の部屋が真向かいだったので、解けない問題があると部屋に行って教えてもらってました。全国模試で一桁くらいの順位を取って、賞品としてテレホンカードをもらってるくらいの頭の良さ。(そのときまで、全国模試で上位だとテレホンカードをもらえることすら知らなかった(苦笑)。)宮崎にいる頃、そんな人に出会ったことなかったので、井の中の蛙を実感した出会いでもありました。いつも笑顔で優しく教えてくれてたかっしゅんです。)

話を元に戻しまして、地方の医師不足について。
私は、「新聞とかによく書いてある、田舎だと子供の教育環境に不安があるとか、収入の問題とか、都会の大きい病院にいないとスキルアップができないというところに問題があるのか?」と聞いたのですが、そういうことではないとのこと。

今、医療がとても高度に発達しているので、一つの専門分野を極めるのも非常に大変であり、常に勉強し続けないといけないし、しかも高度化する中で一つの専門分野が細分化されていくような状況。
そして、医療の世界も厳しく、自分の武器をしっかり身に付けないと生きていけない現状でもあるそうです。
そんな中、加えて医療訴訟も少なくない現状でもある中で、医師の少ない地域医療の現場では専門外の患者も診なければならないわけで、話を聞いていて、患者のニーズに答えていく事の難しさをひしひしと感じました。

(話を聞かせてもらった方の中に、将来はできることなら地域医療をやりたいという方もいらっしゃいました。ただ、少なくとも若い今は勉強しなければならない事がまだまだあるので、もっと自信を付けてから行きたいとの話でした。地域医療の現場で、地域に密着し、住民の皆さんに信頼してもらえる医師になれるよう頑張りたいとの言葉に、とても感銘を受けました。)

限られた時間ではありましたが、いろんな話をする中で、自分のスキルを高めたいとみんな思っているので、優秀な医師がいる病院には人が集まっているとの話がありました。
学べることがあれば、都会とか田舎とか関係なく若い医師は集まってくるとのこと。
(長野県に、実際に若い医師が集まっている病院があるそうです。)

学びたいと人が集まるほどの医師を連れてくるのには、高いコストがかかるのかもしれませんが、それで地域での医療が回るのならば、長い目で見れば安いコストなのかもしれません。

・・・もう少し考えをまとめて色々書こうと思いましたが、今夜も遅い時間になってしまい、短時間でまとめられそうにないので、続きは後日に。

少なくとも、彼ら彼女らから話を聞いて感じたのは、自分の子供の教育や待遇などではなく、医師としての「やりがい」を大切にしているなということ。

マスコミからの情報だけでは気付くことのできないことがあるなと、生の声を実際に聞いて改めて感じました。
この中に課題解決のヒントが隠されてるように思います。

日曜は、大学生の頃にアルバイトで家庭教師として勉強を教えていた男の子と久しぶり会って食事をし、その後、別の大学時代の友達に子供が産まれたので、その友達と赤ちゃんに会いに行ってきました。
ユウスケはたくましくなってたし、ユナちゃんはとっても可愛かった.。゚+.(・∀・)゚+.゚

今夜も遅くなりましたので、今度こそここまで。
オヤスミナサイ。

3 thoughts on “若手医師と語って。 「地方における医師不足問題①」  ~きくちゃん結婚おめでとう.。゚+.(・∀・)゚+.゚”

  1. 恭平君、土曜日は寒い中、雨の中披露宴に来てくれてありがとう。
    ブログに書いていい?って言ってたから、もしかして・・・お思って来てみたら、早速載せてくれててびっくりしました。
    たくさんの人に温かく見守って頂いて、本当に幸せな一日を過ごさせていただきましたよ。きっと、これからいろんなことがあると思うのだけど、みなさんに集まって頂いたこの日を忘れずにがんばっていくぞーという気持ちにさせてもらいました。ありがとう。

  2. 最近、思うのだけど、社会に出て4-6年ぐらいが経って、久しぶりに会う友達って新たな発見があるなぁと思います。その友達の新たな面を発見したり、自分の中の変化をみつけたり、今だから共有できる楽しいことや悩みがあったり。
    仕事始めて、しばらくはバタバタして疎遠になってしまってりしてた人も多かったけど、最近会う機会が増えてきてうれしい☆
    ということで(?)、これからも仲良くしてくださいね。
    それと、恭平君はくれぐれも体に気をつけてください!

  3. こちらこそ呼んでくれてありがとう。
    青春時代に出会った仲間達は、みんな自分にとって本当に大切な存在です。
    それぞれの持ち場で頑張って、いろいろ刺激しあいながら、楽しく充実した人生を送ろうね。
    これからもよろしくです。

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