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心温まるクリスマス会

最近のブログ、硬い感じが多いように思います。
(もちろん私が書く文章なので中身はありませんが(汗))
ブログには書かない部分で、いろいろ考えるところがあり、うーん、別の事に集中しようとしているところもあるのかな。

今日は明るい感じで、写真いっぱいで。

フロンティア会クリスマス会①前回のブログで書きました講演会の後に、NPO法人フロンティア会のクリスマスパーティーに呼んでいただいていたので、行ってきました。
「フロンティア会」は、若者の自立支援をしているNPO法人です。
詳しくは、フロンティア会ホームページをご覧ください。

フロンティア会クリスマス会③会場は、宮崎市加江田にある「天空カフェ ジール」。
理事長の平尾さん家族を始めとしたスタッフの皆さん、ボランティアの皆さんによる手づくりのクリスマス会。
心温まる時間でした。

今年の秋に、県の生活・文化課が所管する「みやざき協働事業マニュアル編集委員会」の拡大メンバーをさせていただいた際に、フロンティア会を取材させていただいた事が縁となり、理事長の平尾さんと時々連絡を取らせていただいています。

11月には、西都市にある「フロンティア会『若者自立塾』」の皆さんに、私が実行委員を務めました「西都古墳まつり」のボランティアをしていただきました。
そのときの様子が、フロンティア会HPに紹介されています。
ここをクリックしてください!古墳まつりで、塾生の皆さんが活躍している様子が見れます。
塾生の皆さんが祭りスタッフとして頑張ってくれてた姿は、とっても輝いていました.。゚+.(・∀・)゚+.゚

今回、クリスマス会の会場に私が入ったときに、塾生の皆さんが私のことを覚えててくれてて、向こうから話しかけてくれて嬉しかったです(☆゚∀゚)

フロンティア会クリスマス会②今回のクリスマスパーティーでは、情報誌「メッセンジャー」の杉浦貴之さんのライブもありました。
8年前に、「腎臓がん、余命は半年。」と宣告された杉浦さん。
杉浦さんの歌と言葉に力をもらいました。

ライブ後に、杉浦さんのところに行き、少しお話させてもらいました。
もっとお話を伺いたいという気持ちになり、是非、みやざきみらいフォーラムの講師として来て頂けないかとお願いしようと思ったからです。

フロンティア会クリスマス会④そうしましたら、杉浦さんから「みらいフォーラムに呼んでいただくのが夢だった」との言葉が!(涙)
大げさに言っていただいたとは思いますが、非常に嬉しかったです.。゚+.(・∀・)゚+.゚
武井さんが代表をしていた頃、まだ私がみらいフォーラムと出会う前の頃に、何度かフォーラムを聞きに来ていただいていたそうです。

杉浦さんを講師に迎えてのフォーラムは、春くらいになるのではないかと思います。お楽しみに。

消防団191215
クリスマスパーティー終了後、消防団に行ってきました。
消防車と一枚。
年明けは、出初式です。

その後、画家の孝英や外山斎さんたち、5人でお茶してきました。
いつものとおり、遅い時間スタートでしたが、熱く議論してきました。
一行政マンとして、プライドを持って頑張ります。

日曜は、やっぱり画家の孝英や(笑)、大学の先生、マスコミの友達など、いつものみんなと忘年会。
忘年会終了後、運動不足解消のため、街から自分の部屋まで、孝英と歩きながら帰りました。
楽しい時間でした。

そんな週末でした。今日はここまで。

ボランティア考

15日(土)の昼間は、財団法人さわやか福祉財団主催の「幸福づくり考 in宮崎」に行ってきました。
第1部で行われたパネルディスカッションで感じたことを書きます。
NPO法人きよたけ郷ハートム理事長の初鹿野さんが、パネラーとして参加されていました。

初鹿野さんの言葉で、特に心に残った言葉を書きます。
・NPOで取り組んできていることは、「良い地域にするためにみんなで頑張りましょう」と漠然と言ってるのでなくて、具体的な形で、その方策を提示していくことをしている。
・「プロの住民」になること。
・地域を良くするための特効薬は無い。特効薬を探すのは止めたがいい。本当に良い地域を作っていくためには時間がかかるし、かけなければならない必要な時間がある。
・地域におけるコーディネーターが、これから必要になってくる。

今回、元NHK解説委員の村田幸子さんが、パネルディスカッションのコーディネーターを務められていました。
村田さんから初鹿野さんへの「住民に取り組みを浸透させていくのは、なかなか難しいのではないか」「NPOはうさんくさいと思われてたりする部分もまだまだあるのでは」との問いに、それぞれ「伝わらないのは、伝え方が足りないから」「NPO側にまだまだの部分がある。我々が変わらなければならない」との言葉がありました。

結構厳しい村田さんからの問いでしたが、その回答一つ一つを聞いて、やっぱ初鹿野さんは凄いなと改めて思いました。
人に理由を求めない。「相手に伝わらないのは、自分の伝え方が足りない」と。
普通は、「一生懸命こっちはやっているのに、なんで相手には伝わらないのだろう・・」と思いがちだと思います。
まずは、自分が動き出すこと。俺も頑張るぞ。

また、医師である他のパネラーの方から、「ボランティアは、独りよがりになりがちで、人のためといいながら自分が気持ち良くなるためにやっている場合がある。時にそれは奇異に見えることも。」とありました。
…ごもっともだと思います(苦笑)。
私も、なんだかんだで「ボランティア」と呼ばれるものをしていることが多いので、独りよがりに陥りがちだというのはよく理解できます。
大体、ボランティアとかNPOとかをはまって活動している人は、頭のネジが一つ取れている感じの人が多いと思う・・。(いい意味でですよ(笑))
(もちろん、NPOとかの批判じゃないですよ!自分もそっち側の部分があるというか、間違いなく私こそいくつもネジが取れてるタイプなので・・(笑)。誤解の無きよう。)

大学生時代に、児童養護施設にボランティアに行くサークルに入っていたのですが、「社会貢献をしたいから来ました」なんて高尚な事を言ってる新入生に限って、子供たちの集中攻撃(もちろん子供に悪気は無い)を受けて、へこんで二度と来ない場合が多い。
ボランティアを続けていくには、子供接すること自体が好きであるといった、自分自身も楽しめる所がないと、続けられない部分があるとは思います。

が、しかし、施設の子供側も「毎週日曜日に、君たちと遊ぶためにボランティアに行くのでよろしくね☆」とかいきなり言われても、子供にしてみりゃはた迷惑な話・・。
子供だけで遊びたかったり、一人でマンガ読みたい子供いるだろうし。

毎週日曜日に施設に通う中で、自分で心がけていたのは、相手(子供)にとって必要とされるものを、どう提供していくかということ。
施設側にとって、子供にとって、必要とされる存在になれるように、特に始めのうちは、KYにならないよう空気を読むよう頑張ってました。
そして、時間をかけて関係を作っていきました。

実際、それがうまくできない新入生は、せっかくボランティアをするぞと張り切ってたのに、子供から「・・何しに来てるの?」なんて冷たい言葉を浴びせらたり、逆に頑張って飛び込んでみたら「ウザイ」とか言われちゃったりして、へこんじゃう・・。

「ボランティア」は、そういう意味でとても難しい部分があります。
「続けていくための自分にとっての楽しい部分」と、「善意の押し売りにならぬよう、相手にとって真に必要なものをどう提供していくか」という事のバランスがうまく取れないと、ボランティア受ける側にとっても、する側にとっても良くない。続いていかない。
相手と幸せを分かち合えるようにできるといいんですけど、常に意識して改善していかないと難しい。

今回のパネルディスカッションの中で、「『助けて』って言う側の勇気を、助ける側がどれだけ理解してあげられるか」との言葉がありました。
深いです。

初鹿野さんの言葉で、「『助ける側』の人が、常日頃『助けられ上手』になることの重要性」、「『お互いさま』というフラットな関係」というのもありました。
これもまた深いです。

宮崎発のブランド作りにかける思い

地頭鶏
先日、県北で「地頭鶏」育成に初めて取り組もうとされている方と、それに一緒に取り組むJA日向の担当者の方と一緒に、その地頭鶏を食べながらお話しする機会がありました。

地頭鶏の味は最高でした.。゚+.(・∀・)゚+.゚

私が何よりも感動したのは、JA日向の方の熱い思いです。
決してお話が上手というわけではないのですが、朴訥と思いを話され、その奥に秘めた情熱を強く感じました。
今回初めて「地頭鶏」育成に取り組む生産者の方も、そのJA日向の担当者の方の熱い思いに突き動かされていると話されていました。

味も品質も一流のものを生産するため、生産方法に厳しい基準を設けているとのこと。
宮崎ブームの昨今ですが、そんなのはブームに過ぎないことは分かっていて、その先はきっと「本物」しか残らないと思います。
そのときに残っているブランドにできるよう、現場で一生懸命生産に取り組まれている方の思いに触れることができ、本当に良かったです。

もうすぐ世の中に出てくる、県北の『地頭鶏』。
お楽しみに.。゚+.(・∀・)゚+.゚

えいけいさん講演!(後編) ~第4回Mfnet勉強会

シリーズ化しつつある、経済産業省鈴木英敬さん講演感想ですが、今回こそ終えます。
前回に続きまして、心に残った言葉を書きます。

『地域活性化のための五つのヒント』
①抽象的に「地域活性化」と言わない。
②カリスマは要らない。
③鈍感力
④行政依存からの脱却
⑤共汗力

全部にコメントすると長くなるので、いくつか。
②カリスマ頼りではなく、一人一人が知恵を出し、みんなで汗をかくことが大切。
まさに、スパースターの新知事が誕生がした宮崎県にとって、これからが正念場ですね。本当に「県民総力戦」ができるのか。
周りに何かを求めるのではなく、まずは自分から頑張りたいです。
④行政で働いていますが、私も家に帰れば一住民。
地域における当事者としても、このことはしっかり考えていきたいです。
⑤「共汗力」。いい言葉です。
まずは自分が汗をかける人間になりたいです。

「カレーのCM 『おせちもいいけどカレーもね』」
つい、供給側の論理に陥りがちですが、行政マンとして、受け手(住民)がどう思っているのかを、しっかり考えて仕事に取り組みたいです。

講演の中で、一番心に響いたのは、『前編』に書きました「カネ、コネ、人脈が無くても、自ら思いを持ち、自ら努力すれば、実現することができる、その実現に幸せや意欲を感じられる、そんな社会にしていきたい。」という言葉です。

私が、大学生時代に児童養護施設で強く感じてたあの思い。
そこが今の私の出発点です。
自分の人生をかけて、このことに取り組んでいきたいと、改めて強く感じた日になりました。

最後に、もう一つ。
『言葉の力』を強く感じた講演でした。
英敬さんの言葉に、思いというか、魂というか、伝えたい強い気持ちが乗っかっているから、言霊となって心に強く響いてくる。
それは、いくらテクニックを磨いても、きれいな言葉を並べても、できる事ではないと思います。
私もいつか、話はヘタクソでも、言葉に魂を乗せることができるような人間に少しでも近づけるよう、日々をしっかり歩いていきたいです。

崎田恭平

えいけいさん講演!(中編) ~第4回Mfnet勉強会

前回のブログに続きまして、第4回Mfnet勉強会の感想を書きたいと思います。
心に残っている言葉をいくつか書きます。

『坂本竜馬はネットワークとフットワークの人』
理想とする日本を作り上げるため、日本中を奔走した坂本竜馬。
今回の講師である英敬さんも、今、日本中を飛び回って、ネットワークを築いていらっしゃるわけで、改めて自分に置き換えて、どれだけのフットワークとネットワークが自分にあるか考えさせられました。
情報化社会の現代において、コミュニケーションのツールはいくらでもありますが、やはり、実際に会って関係を築いていく事にはかなわないと思います。
坂本竜馬や英敬さんにはもちろん及ばないですが、自分も最大限フットワークよく動いて、一人一人の方との出会いを大切にしていきたいと思いました。

『違う価値観を持つ人こそ大切に』
最近、友達にも同じ事を言われました。
普段、どうしても気の合う人ばかりで集まりがちです。
自分がなぜ、県庁の中だけでなく、いろんな人とお付き合いするようにしているのかという初心を、改めて思い直しました。
自分に批判的なことを言ってくれる人こそ、近くにいてもらい、意見を聞かなければと思います。

大学生時代に、親友の太郎にも、そのような事をいつも言われてました。
深夜のファミレスで、太郎といつも激論。意見が合いません。
太郎からいつも、「お前が将来、もし偉くなったとしても、俺がしっかり客観的な意見を言って、軌道修正させてやる」と言われてました(笑)。
エンジニアとして三菱重工にいる太郎と、宮崎県庁で事務屋として働くようになった私。
同じ授業を受けて、一緒に大学生活を送った仲間ですが、今は全然違う道を歩いてます。
今でも悩んだときは、たまに、夜中に太郎に電話してます。
期待してるぞ、太郎。しっかり苦言を呈してくれ(笑)。

もちろん、今の宮崎においても、苦言を言ってくれる人を大切にしなきゃと思います。
県庁の同期の中にも、意見がぶつかる人がいます。そういう人こそ大切しなきゃだし、忌憚なく言ってもらえる空気を作らなきゃと改めて思いました。
(これを読んでくれてる同期のみんな、遠慮せずしっかり言ってね。)
もちろん、同期以外の皆さんも、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

みらいフォーラム前代表の武井さんには、『榎本雄介』さんがいます。2人は高校の同級生。
(榎本さんは、このみらいフォーラムの立ち上げ時から現在も副代表をしています。職業は医師。医療の世界だけに閉じこもらず、地域に飛び出している熱い方です!)
榎本さんは、今も昔も変わらず、厳しいことを武井さんに言っていて、武井さんもその苦言を大切に受け止めています。

私も、そういう人が周りにいてくれるように頑張りたいです。
(今、近くで言ってくれるのは、画家の孝英やね(笑)。今後もよろしくです。)

『地域活性化のための五つのヒント』
①抽象的に「地域活性化」と言わない。
②カリスマは要らない。
③鈍感力
④行政依存からの脱却
⑤共汗力

まず①について。
「地域活性化塾どんげネット」という団体の代表をしている私にとって、なにをもって「地域」が「活性化」したと言えるのかという問題は、重い問題です。
本音を言うと、「どんげネット」の代表はしたくなかった。
平メンバーだった頃は、当時の斎川代表に、「『地域活性化塾』とか言いながら、どの『地域』を、どのように『活性化』していくのか明確じゃないし、こんなんじゃ『地域活性化塾』とは言えないじゃないですか!」なんて生意気な事を、飲むたんびに直球でぶつけてました。(斎川さんゴメンナサイ。)
平メンバーだった頃は、代表にそんな無責任な事を言ってましたが(本来は、言うだけじゃなくて自ら考えなきゃいけない・・)、代表になると言い訳はできない。
小さな組織だけど、トップになった以上は、そのグループがやったことは全て最終的には自分の責任だと、私は思ってます。
だから「地域」とは?「活性化」とは?という事が自分の中でしっかり定義できない以上は、代表はやりたくなかった。
現在、代表の任期も半分以上過ぎましたが、今でも答えは全然出ないままです・・・。
もちろん、ちょこっとやったからといって「地域活性化」できるとは思ってません。
これから先も、このことについて、しっかり脳みそがちぎれるほど考えていきたいです。

Mfnet第4回③(←講演前に、英敬さんを囲んで、「一平寿司」で一緒に昼ご飯を食べました。)

英敬さんの講演の感想を書いてると、長くなっちゃいます・・。
簡潔に書けるようにならんといかんですね。

長くなったので、今回を『中編』とします。
それでは。