今年も広島東洋カープの春季日南キャンプが始まりました。
毎年開催される「市民歓迎の集い」は、新型コロナウイルス感染症の影響により、規模を縮小して実施。
キャンプは3月1日(月)まで行われ、選手たちは、来シーズンに向けた体作りや調整に汗を流します。
今年の「市民歓迎の集い」は、新型コロナウイルス感染症の影響により、市民の参加や地元園児によるプレゼント贈呈は行われず、関係者のみでの開催となりました。
日南市を代表して藤井和巳日南市産業経済部長が、「高監督、コーチ、選手ならびにスタッフの皆さま、ようこそ日南市へ。心より歓迎申し上げます。昨シーズンは新型コロナウイルスの影響により、これまで経験したことのないシーズンだったと思います。今シーズンは、春季日南キャンプを通して、チームのキャッチフレーズ「バリバリバリ」の言葉どおり、一戦一戦粘り強く戦っていくための体制づくりに励んでいただきたい」と激励の挨拶をしました。
その後、特産品などの贈呈があり、各団体や企業から高信二2軍監督へ、でこぽん10箱、みやざき地頭鶏20kg、宮崎ブランドポーク60㎏、地元焼酎10ケース、北郷産いちご10ケース、キハダマグロ1本、宮崎牛60㎏、完熟金柑「たまたま」30㎏、ネピア製品、日向夏20㎏などが贈られました。
また、2020年シーズン優秀選手表彰では、鈴木選手、森下選手、菊池選手に記念品として完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の目録が贈呈されました。
歓迎を受けたカープを代表して、高信二2軍監督が、「今年はコロナ禍ということもあり、主力組は沖縄、若手組は宮崎という振り分けで実施しています。若手主体のキャンプですが、この中から、将来のカープを担う選手がでてくることを期待して、1カ月間鍛錬してまいります。日南の温かい地で有意義なキャンプにしていきたい」と意気込みを語りました。
日南春季キャンプは、2月1日(月)から3月1日(月)の期間で行われ、その間、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、無観客での実施となります。
「無観客」は致し方ないですが、やはり寂しい気持ちです。
地元経済としても非常に厳しいものがあります。
しかし、コロナ禍はどうしようもありません。
一方では、コロナ対策にしっかり取り組んでおり、選手・スタッフの皆さんのPCR検査はもちろんのこと、マスコミの皆さんにも徹底してもらっており、
日南市側のサポートスタッフはもちろんのこと、挨拶で現場に入った私も含め、関係する人は全員PCR検査の陰性を確認してから動いているところです。
最後まで感染者を出すことなく、無事に終えられますように努力を重ねてまいります。