「南郷大島ミュージアム」が開催

10月17日(土)から12月6日(日)まで、「第35回国民文化祭・みやざき2020・第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会」さきがけプログラムとして、「南郷大島ミュージアム」が開催されました。
ということで、この週末がラストになります!
大島では、元々、「大島プロジェクト会議」という大島の活性化に協力する皆さんのグループによって、環境整備や魅力を発信する取り組みが行われていました。
私もこの大島のロケーションを活かした取り組みができないかと考えていたところ、国内のみならず海外でも高い評価を受けている宮崎市在住の美術家 小松孝英さんからも、大島の素晴らしい魅力を推薦していただき、「南郷大島ミュージアム」として取り組むことを決め、小松さんには総合プロデューサーを務めていただきました。
宮崎県出身・在住のアーティストたちが、大島の美しい景観にマッチする芸術作品を島内に演出する「アート基地」をはじめ、大人たちが童心にかえって本気の秘密基地を制作・展示する「秘密基地群」、南郷地区の児童・生徒が、地域の大人たちの協力のもと制作した「飫肥石アート」など、様々な取り組みを展開しました。
多くのテレビ・新聞に取り上げていただき、週末は多くの人が訪れ、大島への移動手段である市営旅客船「あけぼの3」に乗れない人が出てしまうほど大盛況となりました。
(乗船できなかった皆様には本当に申し訳ありません。)
来場目標を3000人としていたのですが、11月23日現在で既に目標を上回る4000人以上の方にお越しいただいています。
(移動手段は海上タクシーなどもありますが、その分は含めずにこの数字です。)
河野俊嗣知事もプライベートでお越しくださり、郡司副知事と永山副知事もお越しくださいましたので、地元の市長としては大変ありがたかったです!
「さきがけプログラム」として応援してくださった県の皆様にも心より御礼申し上げます。
そして、何を言いましても、中心でご尽力いただいた大島プロジェクト会議などの南郷地区の皆さんをはじめ、小松孝英さん達のアーティストの皆さん、そして、教育委員会生涯学習課のメンバーが本当に頑張ってくれました!
アート作品は、このミュージアム終了後も多くが展示されます。
島では相当歩かなければなりませんので、体力に自信のある方でないと難しいところはありますが、期間終了後も是非多くの市民の方に大島に渡っていただき、この素晴らしい日南の宝を体感していただきたいと思います。