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【飲食店街で感染対策を呼び掛け 初の県内一斉ガイドライン点検】

9月1日(火)、県と市町村、関係団体が掲げた「新型コロナ感染拡大防止のガイドライン遵守に係る共同宣言」に基づいて、県内一斉にガイドラインの点検が実施されました。
ニュースでも河野知事と戸敷宮崎市長がニシタチを回られた様子が流れていましたが、日南市においても飫肥、油津、吾田、北郷、南郷を20時から一斉に手分けして巡回しました。
巡回したメンバーは、県・市職員と商工会議所、飲食業組合などの役員の皆さんです。
ガイドラインやチラシ、ステッカーを配布しながら、感染対策の確認とガイドライン遵守の徹底を呼び掛けさせてもらいました。
私は飫肥地区を回ったのですが、それぞれの店舗で工夫して対策をされていらっしゃいました。
以前より、「グリーンカード運動」(クラスター発生時に追跡調査に役立てる連絡先を記入する紙)を日南市として推奨していますが、準備をされていた店舗もありました。
感染拡大を防ぐためには、みんなで意識を高めて努力していくしかありません。
手洗いやマスクなどの一つ一つを丁寧に継続してまいりましょう!

【本日、新たなコロナ対策予算が可決。事業継続や雇用維持のための対策と「新しい生活様式」を踏まえた感染症拡大防止対策、アフターコロナを見据えた地域活性化策などの予算を編成。】

本日、8月臨時市議会が開催され、新型コロナ対策を含む事業予算が、全会一致で可決されました!
これまで、4月以降は、医療機関に対する感染対策にかかる経費の支援や、売り上げが下がってしまった事業者への支援など様々な対策を打ってきました。
日南市議会には、毎月のように臨時議会を開催していただき、各方面にわたる様々な予算を可決していただいています。
そして、今回の8月議会では、9月末が事業計画提出締切である「地方創生臨時交付金(コロナ交付金)の活用」というのが一つのポイントでありました。
◆可決されました主な予算内容は以下のとおりです。
・新しい生活様式を踏まえた公共施設の空調設備更新やトイレ改修
・中部病院での体温検知システム導入など感染症対策
・歯科や薬局、訪問看護ステーションなどでの感染防止対策に対する支援
・タクシー業や運転代行業への支援
・長引くコロナ禍の影響を受ける地元産品や産業等への緊急経済対策
・農業と漁業の経営継続のための支援策
・市民限定の市内宿泊クーポン販売
・オートキャンプ設備やWi-Fi設置などのワーケーション対応の観光施設改修
・飫肥城歴史資料館と小村記念館の展示や新しい生活様式を踏まえたリニューアル
・地域での子どもの見守り体制の強化と経済的な事情を抱える世帯に食事の提供を行う事業への支援
別添資料(画像)で、「第1弾」「第2弾」「第3弾」と書いていますとおり、それぞれのフェーズに応じた予算を作り、実行してきています。
今回は、アフターコロナを見据えての観光施設対策などもあり、今だからできることもしっかり進めてまいります。
市議会には熱心に議論をしていただき、感謝申し上げます。
委員会でも様々な意見をいただきましたので、しっかりその意見も汲み取りながら、事業実施にプラスになるように進めてまいります。

8月17日(月)に、県の休業要請解除を受けまして、油津の飲食店街にて感染予防対策の啓発活動を行いました。

グリーンフラッグプラスを提案していただいた日南市自治会連合会の益田会長と一緒に、居酒屋やスナック15店舗にチラシやグリーンカードを配布し、対策方法などを説明して回りました。
「スナックあぶらつ公民館」では、「店は、カラオケ専用のスペースを設け、換気のため、建物のオーナーの協力を得て窓を新たに設置。カウンターの中も、従業員が立たないようにディスプレイを変更したり、来店者の名前や連絡先を記入するグリーンカードも準備している。お客さまには座席の間隔、消毒なども徹底して行って感染者を出さないようしたい」という説明があり、細やかな努力をされていることに感激をいたしました。
添付の4枚目の写真がカラオケスペースなんですが、ボックス席だった一角をカラオケするだけのスペースに変更して、そのすぐ横に窓の工事をし、カラオケする人以外は立ち入り禁止スペースにされています!
益田会長からは、「グリーンフラッグ(日南モデル)の取り組みは、全国に先駆けて感染予防対策を目に見える形として実施しました。趣旨を理解して、換気や消毒の徹底をお願いしたい」という言葉があり、その旨を一緒に各店舗で説明してくださいました。
住民代表である自治会としてこのように前向きに取り組んでくださるのは本当にありがたいことです!
これからも地域一丸となって、感染予防対策に取り組んでいきたいと思います。

【グリーンフラッグプラス(家庭版)運動がスタート!】

今朝の宮日新聞にも大きく取り上げていただいていますが、「グリーンフラッグプラス」という取り組みを日南市ではスタートしています。
元々の「グリーンフラッグ(日南モデル)」は、コロナ禍となった春に、飲食店をはじめとする店舗への客足が遠のき、感染対策をしっかりしているのに、なかなかそのことが市民(お客様)に伝わらないという悩みを聞いたことから発案しました。(5月スタート)
市内へのグリーンフラッグの配布数は500を超え、県外でもそのまま取り入れてくださる地域があり、
また、東京都でもレインボーカラーの「感染防止徹底宣言ステッカー」という取り組みが6月から始まっていますが、政策の狙いは全く同じであります。
そして今回の「グリーンフラッグプラス(家庭版)」ですが、このことの1番の価値は、日南市自治会連合会から要望書の提出があり、「感染対策は事業所側だけではなく、市民一人ひとりの心掛けが大切であり、そのことを市民に啓発して欲しい」と、住民側の声として届けてくださったことにあると思っています!
日南市自治会連合会からは、各自治会からの声を取りまとめて、毎年、要望書の提出をしてくださっています。
各地区のきめ細やかな要望もある中で、それとは別に連合会全体として「重点要望事項」を話し合って提出されるのですが、今年の重要要望事項に今回の「グリーンフラッグプラス(家庭版)」のアイデアが載っておりました。
(要望書提出の前に、担当課から「今年の要望事項はこれです」ということで、事前説明(レクチャー)があるんですが、グリーンフラッグの考え方を住民にも広げて欲しいと自治会から自ら言っていただけることを初めて知り、めちゃくちゃ有り難いという気持ちと、とっても嬉しく思いました!)
そして8月15日付けの市内回覧板で、写真でも添付しています「ステッカー」を各家庭に配布させていただきました。
(詳しくはコチラをご覧ください!→ https://www.city.nichinan.lg.jp/main//page013941.html
これを家庭の目につくところに貼っていただき、帰宅時に忘れずに手洗いをすることや、外出時にはマスクを忘れないこと、同じく外出時の行き先においても3密を避ける行動を意識してもらうことを市民の皆様にお願いする内容です。
(検温も非常に大事であり、毎日の体調の変化に気付いていただくことも忘れずにお願いいたします。)
特に、自治会連合会の益田会長からは、住民に感染対策を意識してもらう重要性と、だからこそ「グリーンフラッグプラス」なんだという熱い思いとお考えを要望書と共に伝えてくださいました。
まったくもってその通りだと思いましたので、ネーミングも含めてそのまま政策として実行いたしました。
今回、グリーンフラッグプラスとして市民の皆様にお願いしている事項は、3月からコロナ感染対策としてお願いしている事項と同じであります。
宮崎において、この7月末から8月前半は「事実上の第2波」ということで、県内で多くの感染者が確認されました。
そして、本日、県から休業要請は解除となることが発表されましたが、今後、第3波とならない為には、この基本となる手洗いやマスク、3密回避をどれだけみんなで実行できるかにかかってくると思います。
また、クラスター対策として大事なのが、「毎日の検温」と「グリーンカード運動」です。
特に検温は忘れがちになりますので、「緑のステッカーを目にしたら、体温を測ろう!」と心掛けていただければと思います。
市役所では、全職員の検温と職場への報告を出勤日は毎日してもらっています。これは民間企業でもされているところは多いと聞いています。
いつのまにか感染している可能性があるのが、このコロナの怖さであります。
みんなで意識して、もし感染しても早くに気付いて、周りに広げないことも大変重要です。
市民一丸となって、意識を高めてまいりましょう!

【災害避難所の混雑状況をリアルタイムで確認でき、新型コロナ対策にもなります!】

先月、熊本をはじめ全国各地で豪雨災害が発生しました。
今後、台風などの自然災害が予想され、避難所へ避難せざるを得ない状況が予想されます。
今年は、新型コロナのリスクも看過できないため、日南市では3密を避けるべく「分散避難」の実施や、避難所での感染対策を5月に発表しました。
さらに今回新たに、IoTを活用し、感染リスクを回避した避難所運営のため、東京のIT企業である株式会社VACAN(バカン)様と避難所のリアルタイムの混雑情報配信を支援する協定を締結いたしました。
(東京在住の河野社長は、オンラインで繋いでリモートでの記者会見出席です。)
本協定により、避難所の混雑情報配信を行うIoTサービス「VACAN」を活用し、災害時に、避難所の混雑状況がwebサイトで表示されるようになります。
混雑状況表示は「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階で表示され、市民の方々自らが分散避難を考慮し、避難先を選択していただくことも可能になります。
8月中旬までに運用を開始する予定です。
今回のサービス提供は、株式会社VACAN様による無償提供になります。
(VACANの河野社長は宮崎県出身で、故郷宮崎に対する熱い思いをお持ちであり、今回このように実現できました!)
東京都多摩市に続いて、全国で2例目の実施になるそうです。
「日本一組みやすい自治体」を以前より標榜している日南市ですが、企業のリソースを活用させていただきながら、市民生活の向上にこれからも努めてまいります。
なお、他の自治体でご興味のある方はご連絡ください。
株式会社VACANさんに繋がせていただきますので!
良い仕組みはどんどん広がるのが良いと思っています。
以下、県内で流れましたニュースの動画がご覧になれます。