昨日、共同通信加盟社編集局長会議にて、安倍総理のスピーチがあり、地方創生の好事例として、油津商店街のことが取り上げられました!
《↓スピーチ動画 9分25秒から》
https://www.kantei.go.jp/…/98…/statement/2017/1215kyodo.html
スピーチ全体のキーワードは「わくわく感」。
「若者たちが、地方にこそチャンスがあると感じられるような地方創生を進めていく」、そしてその鍵となるのが「わくわく感」だと熱意を持ってお話しされています。
「油津商店街に行けば、やりたいことが実現する。そういう何か、わくわくするような空気感が、今、商店街再生の大きな原動力になっています。こうしたわくわく感こそが、地方創生の鍵であると私は考えています。」
本当に事細かく油津商店街で起きていることをスピーチされており、カフェ、ゲストハウス、IT企業、保育園といった具体的な店舗の事例から、きんかんヌーボーやカツオのイベント、落語会、夏に高校生が企画するお化け屋敷までのことまで!
店舗については、起業家一人ひとりの具体的なことを話されているので、あの店のことだなと分かったり、商店街イベントのことも次のように核心となる考え方を指摘されています。
「(商店街でのイベントは)、一過性の集客ではありません。それが狙いでもないんです。ポイントは、こうしたイベントを通じて、若者たちを始め地元の人たちが自らのアイデアでどんどんチャレンジしようと思い始めたことであります。」
そして、「商店街再生といえば、補助金などを使っていかに既存の店を誘致してくるか、という発想になりがちです。しかし油津では、店舗を誘致するという発想を捨て、起業家を支援するようなアプローチをとりました。まずやる気のある人を探し出してきて、開業の準備から開業後の悩み相談まで、そのやる気を全力で応援する 」ということまで、本当に核心を突いたスピーチでした。
以下の政府官邸のホームページにて、スピーチの動画と全文が載ってますので、是非ご覧ください。
https://www.kantei.go.jp/…/98…/statement/2017/1215kyodo.html
過分な取り上げをしていただいたところなんですが、油津商店街の現状は、まだまだ道半ばです。
悪戦苦闘しながら、一進一退の毎日です。
そして、まちづくりにゴールはありません。
進化し続けられるよう、努力を続けてまいります。